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さ~て。世界の欠片でも集めるか!!  作者: まひる & 結城 睦月
第2章
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お宝の正体04 ─皐月(さつき)side─


「あ、地図みたいなのを持ってたよぉ?」

 彼女達が見ていた羊皮紙(ひようし)を思い出す。その真新しい状態から、最近作られた物だという事も分かった。

 もしかしたら、何かから描き写したのかも。

「地図。複製可能かな。」

 唇に指の背を当てるようにして、(りん)が呟く。

 どうやら(ひと)(ごと)のようだけど、確かに彼女が記憶したものならば、記憶ノ魔法で具現化可能だった。

 でもさすがに、あたしの過去視を()せる事は出来ない。


「見せてもらわないとねぇ。」

 ゴロリとベッドに(ころ)がり、同じく(ひと)(ごと)のようにあたしが答える。

 (りん)がこちらへ視線を向けたのを感じる。

 それでも、自分が(ひと)(ごと)を呟いた事を自覚していない為、(りん)の問いにあたしが答えたとは思っていないだろう。

「分かった。目標(ターゲット)確定。明日から足取りを追う。」

「了解~っ。」

 (りん)の宣言に、あたしは横になったまま手をあげた。


 次なる目的が決まったので、今後はトレジャーハンターとして、(ゆい)ちゃんと雛乃(ひなの)ちゃんを追う事になる。

 あたしとしては、是非ともお友達になりたいのだけれど。…でもでも、あのキラキラは欲しいの。


 それにしても、あの男の子は気になる。

 彼女達に悪さをしようとしている様子は、過去視で()た限りではなかったけど。

 もしあの子達に何かするようなら、あたしが許さないんだからっ。


 う~ん…、お宝が一番だけど、可愛い子も捨てがたい…。やっぱり一番良いのはお友達になって、キラキラをもらう事なんだけどねっ。

 まぁ…トレジャーハンターとしては、もらっちゃダメでしょって感じなんだよぉ。

 だって、ハントするのが仕事だしぃ?


 あ、(りん)に複製してもらうってのは?

 …ダメだぁ。あたしは本物がほしいんだもん。彼女達に偽物を渡すのも気が引けるし…。

 あ~んっ…お姉さまって呼ばれたいっ。ってか、呼ばせたいっ!


 あ、あれ?あたしの主旨(しゅし)が変わってるよね?

 とにかく彼女達の向かった先は、既に過去視から分かってるの。

 (りん)の記憶ノ魔法を()てにしつつ、あたしはキラキラを探してトレジャーハンターするだけだよねっ。

 そして偶然を(よそお)いつつ、(ゆい)ちゃんと雛乃(ひなの)ちゃんにお近付きになるのぉ~っ。

 むふふっ…、待ってなさ~い。

 絶対にあの子達に、お姉さまって呼ばせるんだからっ。


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