表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さ~て。世界の欠片でも集めるか!!  作者: まひる & 結城 睦月
第3章
PR
119/186

新たな友達03

 悠希(ゆうき)(ひな)、私の三人は今、自由の女神があった場所から程近い町に来ている。

 そして目の前には、茶髪ポニーテールの派手な服装と装飾品装備の、お胸がメロンな皐月(さつき)さん。その隣には黒髪おかっぱ、メガネ装備の女の子。(ひな)より少し背が高いこの子は、悠希(ゆうき)と同じ歳らしい。

 とりあえず入った食堂の大人数テーブルで向かい合い、緊張の私と(ひな)悠希(ゆうき)は警戒してる感じするけど、皐月(さつき)さんはとっても笑顔だった。


「それで皐月(さつき)。今、状況悪くないかな。」

「え~っ、そんな事ないよぉ(りん)。新しい出会いに、更なる親交を深めようっていう食事会でしょ?」

 (りん)と呼ばれた黒髪おかっぱな女の子は、感情の見えない視線を皐月(さつき)さんに向けている。勿論、皐月(さつき)さんは全く気にしていない。

 何だろうね。この微妙な空気を“親交を深める食事会”なんて言える程、彼女はある意味最強だ。


「俺等は親交を深めるつもりはないんだけどな。特に俺は、アンタ等二人を警戒対象として見てるから。」

 悠希(ゆうき)は隠しもせずそう告げ、身体の前で腕を組んだまま先程から動かない。

 と言うよりも、いつでも戦闘体勢に入れそうな感じだ。

「男はどうでも良いよ。そもそも、何でいるんだか。」

「だから俺はこっち側だっての!」

 皐月(さつき)さんの売り言葉にすぐに反応し、ガオッとばかりに叫ぶ悠希(ゆうき)

 うん、完全にからかわれてるよね。


皐月(さつき)。その彼と遊ぶの止めて。話が全く進まない。私もこの集まりには疑問。」

「え~っ。せっかく新しくお友達になったんだよ?」

皐月(さつき)が一方的にお友達宣言しているだけ。友好的には感じない。」

「そんなぁ~っ。」

 皐月(さつき)さんと(りん)さんのやり取りに、私は(ひな)と視線を合わせた。

 確かにテーブルにお茶はあるけど、どちらかと言うと面談的な感じに見える。それに、(りん)さんの言った事に大きな間違いはない。


「それじゃあ、もう良いだろっ。自己紹介は終わった。知り合いにはなったんだ。さぁ、行こうぜ?」

「う、うん。そうだね、悠希(ゆうき)。行こう、(ひな)。バイバイ。」

「分かったわ。ごきげんよう。」

 立ち上がった悠希(ゆうき)に促され、私と(ひな)が一応の別れの挨拶をする。

「あ~んっ。またねっ、本当にまた会おうねっ。」

 立ち上がろうとした皐月(さつき)さんは(りん)さんに止められ、渋々といった様子で大きく手を振ってくれた。

 お金が前払いで良かったよ、本当に。っていっても、少ししか飲めなかったけど。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ