愛を笑う者
雪の中に設けられた拠点・・・・・
ポールが立てられ・・・・
障壁が張られ・・・・・
内部の温度は快適に・・・・・・
貴族達が集められたテントの内側では・・・・・
円卓・・・・・
白い鎧の・・・・
メガネをの青い髪の美男子は・・・・・
「ゴドルフ卿が傍に居ながら」
「アイリス様が行方不明など」
「責任をどう取られるつもりですか!」
伝え座る・・・・・
大半はおどおどと・・・・
ハゲ頭の・・・・・
貴族服着用のゴドルフもだ・・・・
立ち上がり・・・・
「申し訳ない」
「此処は責任を取り」
「私がイチジュネーを率いていこうかと」
「如何ですか?」
「ヴィクトル卿」
柔和に笑みを浮かべ・・・・・
「母上の体調はいかがですか」
「叔父上に御父上」
「ああ恩師殿も縁者に」
「愛おしいあの人」
「皆様もお考え下さい」
ゴドルフは見回し・・・・・
柔和に威圧する・・・・・
「いやー」
「大切な方が多いと気苦労が絶えませんね」
「私で良ければいつでもお力を貸ししましょう」
ゴドルフは座り・・・・・・
オドオドは恐怖に・・・・・
従うほかないと・・・・・
ヴィクトルは立ち上がり・・・・
「成る程」
「お任せいたしましょう」
どうあれヴィクトルは最初から従うつもりであり・・・・
逆らったところで意味はない・・・・・
アイリスを・・・・・
いやそれ以前に・・・・・
権力闘争で此の国は終わりを迎えたのだ・・・・・
「ゴドルフ卿」
ヴィクトルはどうゴドルフに媚を売る・・・・
便利な敵という役割で・・・・
ゴドルフは笑う・・・・・
ありえない事態に・・・・・・・・
こうも上手くいっているのに・・・・・
既に負けているかも知れない・・・・・
そんな事態に喜び・・・・
それほどまでに強かった・・・・
引き際も鮮やか・・・・
戦っている相手は賊の領域ではないと確信し・・・・・
報告を心待ちにしている・・・・
次はどのようにと・・・・
負けるにしても・・・・・
負け方は選べるようにと・・・・・
まとめあげる・・・・
たとえ小さくとも連携すれば・・・・
大きな力になると・・・・・
お読み頂き有難う御座います。




