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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

灰色狼の鎖と透明な僕〜異世界の記憶を持つ孤独な薬師は、育ての親である僕を鎖で繋ぎ止める狼獣人と共に旅に出る〜

作者:七里
最新エピソード掲載日:2026/07/10
 ――僕は、この世界の異物だ。

 山間の小さな村に薬師として暮らすアズール。
 両親が行方不明になり、一人で暮らすようになったアズールのことを気にかけてくれる村人たち。

 ――しかし、ぼんやりとした前世の記憶があることで、アズールは常にガラス一枚を隔てたような孤独を感じている。

 それでも、老人ばかりの村の中で、慎ましく穏やかに暮らしていた。

 ――そんな日常は一夜にして奪われた。

 激しい長雨によって起こった土砂崩れ。
 アズールが唯一この世界との繋がりを感じていた小さな村は、全て押し流され、消滅してしまった。

 絶望に暮れ生きる気力を失ったアズールを引き止めたのは、二年前に拾った狼獣人のクロヴィス。

「オレがアズの鎖になってこの世界に繋ぎ止めてやる!」 
 
 二年の間に仔犬から大人の狼獣人へと急激に成長したクロヴィスと共に、世界との新たな繋がりを求めて旅に出る。

 かつては親子や兄と弟のようだった二人。
 旅の果てにこの関係は、大きな変化を迎える――

【読者の皆様へ(閲覧注意)】
本作には物語の展開上、土砂崩れや水害などの自然災害に関する描写が含まれております。フィクションとしてお読みいただけるよう配慮して執筆しておりますが、心身の健康に不安を感じる方や苦手な方はご注意ください。
※なお、作中に人の生死に関わる描写があるため、ガイドラインに従って「R15・残酷描写あり」に設定しております。
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