第28話 届かない剣
翌日の地下第一訓練場には、昨日と同じ白い霧が満ちていた。
四方の出口も、中央標的も、北側に倒された負傷者人形も、輪郭だけが薄く見えている。
獅堂ガロウは開始位置で左拳を握り、固定帯の巻かれた右肩をわずかに後ろへ引いた。
痛みは、昨日より強かった。
腕を下ろしているだけなら耐えられる。呼吸を深くしても問題はない。だが、肩を正面へ向けたり、拳を胸の高さまで持ち上げたりすると、関節の奥に熱い杭を差し込まれたような痛みが走る。
医療担当者からは、広域衝撃の使用を一度に限ると言われていた。
レイガからは、右腕を補助に使うことさえ禁じられている。
ガロウはその指示を守るつもりだった。
少なくとも、開始前までは。
目の前に強敵が立てば、正面からぶつかる。
それがガロウのやり方だった。
相手が強ければ強いほど、逃げ道を探すより拳を届かせたくなる。自分の力がどこまで通じるのか、身体で確かめずにはいられない。
昨日は、その癖をレイガに完全に利用された。
《白牙皇》は障壁へ吸収され、足を拘束され、一歩も前へ出られなかった。
同じ失敗なら試験に落ちる。それでも霧の奥の圧倒者へ拳を届かせたい高揚は消えなかった。
隣のカイは、深い制服に細い身体と疲れた顔をした十六歳のままだ。以前なら強者を前に半歩退いた。今も木剣を握る指は強張っているが、探すのは逃げ道ではない。昨日の障壁と偽の退路を見直している。
負けることを恐れる少年は、負け方を観察する静かな競争相手へ変わった。今の身体なら自分と同じく、無理をすれば膝をつく。ならば現世の一歩では負けたくない。左拳へ力が入った。
「今日の役割を確認する」
レイガの声が霧の向こうから届いた。
黒い教師服と灰色の外套が、中央標的の前に見える。
左眉から頬へ走る傷も、昨日と同じだった。武器は持っていない。
「救助対象は北側の人形。出口は西門を指定する。ミナは西門の位置を保持。セレスは現在位置ではなく、仲間同士の距離だけを記録しろ。リゼットはガロウの停止補助。夜凪は救助経路の確保だ」
ガロウは眉を寄せた。
「俺は?」
ガロウは拳の節を親指で押し、救助班の役割から自分だけ抜け落ちた配置図を睨んだ。
「前進は許可する。先頭への突入は禁止だ」
先頭を禁じられたガロウの右肩が前へ出かけ、固定帯の痛みに引かれて止まった。
「道を開けるのは俺だろ」
《白牙皇》の圧を思い出した右肩が疼き、ガロウは左脚へ重さを逃がして食い下がった。
「お前の《白牙皇》は道を開く技能ではない。今の状態では、開いた道を自分で塞ぐ可能性がある」
正しい。
分かっているから、余計に苛立った。
ガロウは右肩を動かさないようにしながら、胸を張った。
「昨日みたいにはならねえ」
固定帯の下で昨日と同じ炎症が脈打ち、ガロウは強がりごと顎を上げかけた。
「昨日と同じ身体だ。行動で示せ」
ガロウは痛む右肩を扉側へ隠し、今日の動きだけを見ろと踏み込む足を揃えた。
「今日の俺を見てから言え」
レイガはそれ以上答えなかった。
視線がカイへ移る。
「夜凪。勝利条件は決めたか」
カイは西門、五人、負傷者人形の順に視線を結び、自分の攻撃を数えない勝利線を作った。
「全員が西門へ退避できる経路を一つ確保して、負傷者人形をその線に乗せます」
カイが全員と答えると、レイガは木剣へ視線を移して本人の得点が抜けていることを確かめた。
「お前自身の有効打は」
カイは木剣の柄を握る手から力を抜き、自分の一撃を勝利条件の外へ置いた。
「不要です」
ガロウは横目でカイを見た。
昨日までは、レイガへ木剣を届かせることも試験の一部だと思っていたはずだ。
カイはもう、勝つことと攻撃することを分けて考えている。
それが気に入らないわけではなかった。
だが、自分だけが拳を届かせたいと考えているようで、落ち着かなかった。
「俺が先陣を切る」
ガロウは言った。
リゼットがすぐに顔を向ける。
「先生の話を聞いていましたの?」
リゼットの咳払いが右肩の震えを指すと、ガロウは《白牙皇》を使わない手順から答えた。
「聞いてた。最初から《白牙皇》は使わねえ。障壁が出る位置だけ見る」
ガロウは右肩をかばう重心を消そうとしたが、拳の位置までは戻せなかった。
「右肩を隠しているつもりなら、無駄ですわ。先ほどから呼吸のたびに右手が震えています」
ガロウは反射的に右手を握った。
痛みを見抜かれたことが悔しかった。
「動ける」
動ける証拠に右脚へ重さを乗せた瞬間、ガロウの肩から拳へ細かな震えが走った。
「動けることと、役割を果たせることは別でしょう」
リゼットは役割と無理の肩代わりを同じにされた不快を、制服の袖口を引いて押さえた。
「お前は止める役だろ。危なければ《蒼律》を出せ」
停止表示を出せば済むという響きに、リゼットは青い腕輪を袖の外へ出したまま顎を引いた。
「同意を免罪符にしないでくださいませ」
リゼットの声には本気の怒りがあった。
それでもガロウは引けなかった。
カイを見る。
止められると思った。
昨日、一人で通れる経路を選んだことを反省したカイなら、隊列を崩すなと言うはずだった。
だが、カイはガロウの足元と右肩を見たあと、白い霧へ視線を戻した。
「俺も行く」
夜凪まで負傷した先頭へ加わると聞き、リゼットの青い腕輪が二人の間へ突き出された。
「夜凪君まで何を言っていますの!」
リゼットの叱声を受けても、カイは白壁が現れた位置と西門までの線から目を離さなかった。
「ガロウが障壁を出させたら、その位置を使って救助経路を読む」
自分が障壁を引き出す役になると分かり、ガロウの踵が待ちきれず床を一度鳴らした。
「話が早いな」
ガロウの胸に高揚が広がった。
カイも競争から降りていない。
強さの見せ方が変わっても、前へ出たい気持ちは残っている。
「お前ら二人」
レイガの声が一段低くなる。
「役割を忘れるな」
ガロウは返事をした。
カイも頷いた。
それでも二人の視線は、互いより半歩前へ置かれていた。
白い光が床を覆う。
《白帝領域》が始まった。
昨日より重圧が一段増し、封力具が四肢へ食い込む。レイガは一度きりの試験で終わらせず、歩行、停止、剣撃、救助判断を崩れるまで反復させていた。朝からすでに十二戦目。それでもカイの剣先は、最初の一振りと同じ位置で止まる。
観察窓の監査官が乾いた声を漏らした。
「十二戦して誤差が増えない……あれがD級の動きだというのか」
音の位置がずれ、四方の距離が揺らぐ。
昨日と同じ現象だ。
だが、二度目なら変化の始まりを読める。
ガロウは白い床を蹴った。
「ガロウ!」
リゼットの声が背後から飛ぶ。
同時に、右側で別の足音がした。
カイだ。
二人はほとんど並んで開始線を越えた。
一歩目。
昨日は踏み出すことさえできなかった。
今日は違う。
障壁が出る前に距離を詰める。
ガロウの胸が熱くなった。
行ける。
レイガへ届かなくても、中央標的までは進める。
二歩目へ入ろうとした瞬間、白い壁が床から立ち上がった。
二人の間を断つ位置だった。
ガロウは左へ避け、カイは右へ流れる。
同じ障壁を越えるはずだった二人が、それぞれ別の区画へ押し込まれた。
「カイ!」
声を上げても、返事は遠い。
白い壁は薄く、向こう側の影が見える。
だが距離が歪み、カイが数歩先にいるのか、訓練場の反対側にいるのか分からない。
ガロウの正面にも、新しい障壁が生まれた。
進路を塞ぐ壁。
背後では開始線へ戻る道が細く閉じ始めている。
「舐めるな!」
左拳へ魔力を集める。
《白牙皇》を撃つほどではない。
拳へ圧力をまとわせ、壁の一点だけを押す。
白い障壁がわずかにへこんだ。
ガロウはさらに踏み込んだ。
右肩が反射的に前へ出る。
瞬間、鋭い痛みが肩から首へ走った。
息が止まる。
膝が揺れた。
隠していた痛みが、身体の表へ一気に現れる。
「くそ……!」
左拳の圧力が乱れた。
障壁は壊れず、逆に膨らむように戻ってくる。
白い壁に押され、ガロウの身体が退路側へ滑った。
右肩を壁へぶつけそうになる。
その直前、別の白壁の向こうで木剣が鳴った。
乾いた一撃。
カイの姿が一瞬だけ見える。
レイガへ向かっていた。
中央標的の脇に、灰色の外套がある。
カイは短い軌道で木剣を振り、レイガの左側に生じた障壁へ剣先を当てた。
一撃目。
木剣が止まる。
障壁に細い揺れが走った。
もう一度振れば、レイガへ近づける。
ガロウにはそう見えた。
レイガの正面へ続く白壁が、一呼吸だけ薄くなっている。
カイが二連撃を選べば、木剣を届かせられるかもしれない。
だが、カイは二撃目をレイガへ向けなかった。
身体を反転させる。
ガロウとの間を分けていた障壁へ、短く木剣を打ち込んだ。
一撃。
停止。
白壁の端が半歩だけずれた。
ガロウの退路が広がる。
「何してやがる!」
声が勝手に出た。
「先生が空いたぞ!」
カイは答えず、三度目の構えを取った。
最短なら、二連撃で壁を押し切れる。
しかしカイは連撃にしなかった。
一撃ごとに木剣を止める。
一度目の停止。
二度目の停止。
そして、ガロウ側へ向けた三度目。
木剣が白壁を打つ。
止まる。
腕も肩も次の軌道へ流れない。
障壁の端がさらに一歩分だけ動いた。
ガロウが右肩をぶつけずに下がれる幅が生まれる。
「戻れ!」
カイの声が、歪んだ距離を越えて届いた。
「救助経路に戻る!」
攻撃の機会を捨てた。
レイガへ木剣を届かせる可能性より、隊列へ戻る道を選んだ。
ガロウの胸に、自責が突き刺さった。
隊列を崩したのは自分だ。
カイも追ってきたが、最初に先陣を主張したのはガロウだった。
リゼットの忠告を聞かず、肩の痛みを隠し、競争心で前へ出た。
その結果、カイは勝利条件へ近づくためではなく、ガロウを戻すために剣を使っている。
「俺は動ける!」
強がりが口から出た。
カイは白壁越しにガロウを見た。
静かな顔だった。
だが、目だけが強くガロウの右肩を見ている。
「右腕が上がってない」
上がらない右腕を左手で抱え込み、ガロウは残った脚と腹だけを戦力として数え直した。
「左が動く。脚も腹も残ってる。十分だ」
左拳を握ったガロウの踵が、救助経路へ半歩はみ出す。カイはその足元を見ていた。
「退路を塞いでまで証明することじゃない」
その言葉が痛かった。
肩よりも深く刺さった。
ガロウは何も返せなかった。
白い床から拘束線が伸びる。
カイの木剣を持つ手首へ絡みつき、三度目の停止を終えた腕を固定した。
同時に、ガロウの左足と腰にも白い帯が巻きつく。
無理に動けば右肩へ負担がかかる角度で、正確に止められた。
遠くでミナの《火花》が灯る。
西門の位置を示そうとした光だ。
セレスの記録線も床を走り、リゼットの蒼い文字が白霧の中に浮かぶ。
――停止。
ガロウが事前に同意した条件だった。
今度は《白牙皇》を止めるためではない。
無理に拘束を破ろうとするガロウ自身を止めるために表示されている。
ガロウは左拳を開いた。
動きを止める。
だが、もう遅かった。
隊列は分断されている。
救助用人形まで誰も届いていない。
西門への経路も完成していない。
カイとガロウは、それぞれ別の障壁の中で拘束されていた。
レイガは一撃も返していない。
それでも二人は完全に負けていた。
白い霧が消える。
距離と音が元へ戻った。
カイは中央標的の七歩手前。
ガロウは開始線から四歩進んだ位置。
二人の間には、実際には何の壁もなかった。
レイガは中央標的の横に立っている。
カイの木剣が届く距離ではない。
有効打を許すどころか、迎撃の構えさえ取っていなかった。
「終了」
短い声が訓練場へ落ちる。
ガロウの右肩に、遅れて痛みが広がった。
医療担当者が近づき、固定帯の上から肩を確認する。
「炎症が悪化しています。大きな損傷ではありませんが、本日の技能使用は禁止です」
技能禁止の札が右腕の固定帯へ掛けられても、ガロウの左拳だけは下がらなかった。
「まだ戦える」
治療担当者は右肩を動かさずに立とうとするガロウの傾いた腰を支え、戦闘の条件を身体で示した。
「右肩を動かさずに立てることを、戦えるとは言いません」
医療担当者の言葉に反論できなかった。
レイガがカイの前へ立つ。
「なぜ攻撃を捨てた」
レイガの問いに、カイは白壁の内側へ残りかけたガロウの踵を思い出した。
「ガロウが戻れなくなると思ったからです」
救助を選んだ理由が届いても、レイガの視線は背後まで残り一歩だった木剣の軌道に留まった。
「私へ届く可能性はあった」
カイは木剣を下げた。
「当たったのは分かりました。でも、仲間を帰せない一撃なら、俺は勝ったと思えません」
レイガの傷のある顔は動かない。
「では、ガロウを救助経路へ戻せたか」
カイは黙った。
戻せていない。
白壁を一歩広げただけで、二人とも拘束された。
「いいえ」
救助経路へ戻せなかった一歩を認め、カイは上下する肩ごと木剣を下げた。
「なら敗北だ」
敗北の判定が落ちると、カイは白い床を足裏に感じ直し、短く認めるため顔を上げた。
「はい」
カイは言い訳をしなかった。
ガロウの腹の底に、重いものが沈む。
カイが攻撃機会を捨てたことは間違いではない。
だが、それを必要にした原因はガロウだった。
先へ出ず、負傷を共有していれば別の隊列を組めた。だが「次は気をつける」だけでは、強敵を前に痛みも役割も忘れる自分を止められない。その認識は肩の痛みより苦かった。
木剣を三度止めて息を乱したカイは、それでも責める顔をしない。自分の失敗まで次へ持っていく競争相手なら、頼んでもいいと思えた。
「カイ」
崩れた救助線を目でなぞっていたカイは、ガロウの呼び声にだけ顔を上げた。
「何?」
喉が詰まる。
こんな言葉を口にしたことはなかった。
止められるより、誰より先へ出たい。
助けを求めるより、痛みを隠して強いと思われたい。
それでも、ガロウは左拳を握り、カイから目を逸らさなかった。
「次は俺を止めろ」
カイが瞬いた。
「《蒼律》が出る前にだ。俺が役割を無視して前へ出たら、止めてくれ」
自分を止めてくれと頼んだガロウは壁から背を離し、その頼みが怒りまで含むと分かっていた。
「ガロウが怒っても?」
怒るかと問われ、ガロウは否定しかけた掌を閉じた。昨日の自分なら確実に怒る。
「怒る」
ガロウは拳を握りかけ、肩の高さまで上げる前に止めた。
「殴ろうとするかもしれない?」
固定された右肩を見たカイは、殴る拳まで条件に入れる必要を感じて左手を見た。
「左でな」
カイの口元が、ほんの少し緩んだ。
ガロウも笑いそうになったが、右肩に痛みが走り、顔をしかめた。
「それでも止めろ。今の俺は、止まるよりお前と走る。悪い癖だ」
言葉にすると、情けなかった。
だが、カイは笑わなかった。
「分かった」
短く、まっすぐに答えた。
「俺も、ガロウを追わない。止めて、役割へ戻す」
その言葉を聞いた瞬間、肩の痛みとは別の熱が胸に広がった。
敗北の悔しさは消えていない。
レイガへ一撃も届かなかったことも、カイに退路を作らせたことも、腹が立つ。
それでも、次は同じ負け方をしないと思えた。
記録板が更新される。
基本剣術――D/Lv.6。
連続動作内停止――三回。
カイは最短二連撃を捨て、短い一撃ごとに停止した。
一度止まり、方向を選び直す。
もう一度止まり、目的を変える。
三度目も止まり、ガロウの退路を広げた。
有効打は零。
救助も失敗。
それでも、剣を振り始めた後に目的を選び直す回数だけは増えていた。
監査官が観察窓の向こうで記録を確認する。
「今回も救助対象への到達はありません。二名が役割を逸脱し、隊列は開始直後に崩壊しています」
レイガは否定しなかった。
「その通りだ」
レイガは開始線に残る五人の足跡を見渡し、崩壊という判定を訂正する材料がないと認めた。
「再試験を継続する根拠は」
レイガは固定された右肩と、夜凪へ止め役を頼んだガロウの左拳を見比べた。
「自分の失敗を他人へ預ける言葉を、獅堂が初めて口にした」
ガロウは眉をひそめた。
「その言い方、もっとどうにかならねえのか」
助けを求めた事実を言い換えてもらえず、ガロウは熱くなった左拳を半ばまでほどいた。
「事実だ。助けを求めるのが嫌なら、次は一人で止まれ」
一人で止まれと言われ、ガロウは固定帯の右肩を回しかけて痛みに顔をしかめた。
「次の次にはそうする」
ガロウが次の次へ先延ばしにすると、レイガの傷のある眉がわずかに上がった。
「まず次を終えてから言え」
レイガはカイへ視線を移した。
「夜凪。次の再戦では、使用条件を一つ変更する」
カイの姿勢が整う。
「基本剣術に加え、黒影歩の安全三歩を一組だけ許可する」
訓練場の空気が変わった。
黒影歩。
帰還直後、落下する石梁から仲間を救うために使った安全三歩。
使用後には脚へ大きな負担が残り、連続使用は認められていない。
レイガは四つの出口と負傷者人形を示した。
「安全域は三歩しかない。敵へ近づくために使うか、仲間を止めるために使うか、救助対象へ届くために使うか」
白い霧が、再び床の端から立ち上がり始めた。
「使う場所を間違えれば、今度こそ試験はそこで終わりだ」
【主人公ステータス】
対象:夜凪カイ
種族:七紋人
個体ランク:C
レベル:Lv.4
HP:174/176(ランクC)
魔力:161/164(ランクC)
攻撃:62(ランクC)
防御:54(ランクC)
速度:72(ランクC)
技能:基本剣術(ランクC・Lv.3)/黒影歩(ランクC・Lv.2)/迅雷駆(ランクD・Lv.1)
状態:レイガの集中同調修行中。格上には届かず、複数技能の同時使用は不可。




