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失恋勇者の悲しい旅路  作者: 大和奏時
新婚生活

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これからも相棒

Looted Honesty Goes Away... by Souji Yamato

 勇者ゆうしゃカインたちが、長老ちょうろうエルダンの新婚しんこん家庭かていを、訪問ほうもんしてからのかえり――



 エルフむらの『いつもの宿屋やどや』にくまでに、機動きどう聖女せいじょセシルが、やたらと『そわそわ』していました。

 そこで、カインがいます。


「どうした、新婚家庭をて、欲情よくじょうしたのか?」

全然ぜんぜんすこしだけるけど、ちがうよ」


「だったら‥‥そうか、ビームけんのことか?」

「そう、はやく、分解ぶんかいしてみたい♪」


「それなら、今夜こんや宿やどは、作業さぎょうように『もうひと部屋へやろうか?」

「そうして~☆」


 セシルは、ビーム剣の分解を、ちきれない様子ようすでした。

 と言うわけで、今夜、カインと娼婦エロフエリンは、二人ふたりきりです。



 宿屋の客室きゃくしつで、カインとエリンは、色恋いろこいざかりの男女だんじょ『二人きり』にもかかわらず、のびのびと、リラックスしています。

 カインが言います。


「エリンと二人きりだと、いつもより、ち着くから最高さいこうだ」

「わたしもだ、カインと一緒いっしょだと、ふくいでも、落ち着けるとおもう」


「だったら、全部ぜんぶ脱いで、もっと、リラックスしてみるか?」

「そうしよう」


 そう言うと、二人とも、ぱだかになりました。

 それでも、二人は、色恋なしの『落ち着いた雰囲気ふんいき』で、くつろいでいます。



 さらには、何事なにごともなく、すう十分じゅっぷん経過けいかしました。やがて、何方どちらからともしに、二人は、全裸ぜんらのままとなって、対話たいわはじめます。

 ふと、エリンが、言います。


いまにして、思えば‥‥カインと、ここまで、けられるなんてな」

「もはや、エリンは、えの無い『おれ相棒あいぼう』だからな」


「そうだな、わたしの相棒」

「俺も、たよりにしてるぞ」


 カインとエリンは、こころからの『清々(すがすが)しい笑顔えがお』です。

 やがて、エリンが、指摘してきします。


「ん、カイン、勃起ぼっきしてるじゃないか?」

「まだ、大丈夫だいじょうぶだ、あさ程度ていどで、欲求よっきゅう不満ふまんはない」


「だが、ねむるまでは、たないだろう?」

「そうだな、2時間じかんぐらいにたのむ」


 カインは、平然へいぜんと、そうこたえますが、小一こいち時間後‥‥早くも、カインが、エリンを、めました。

 エリンは、カインをあまやしながら、やさしく言います。


「‥‥やはり、2時間、持たなかったな」

「ははは‥‥すまないな」


かまわないが」

たすかる」


 カインもエリンも、たのしそうにほほんでいます。

 ほどなく、二人は、おとこおんなとして、裸身らしんかさねました。



 翌朝よくあさ、カインとエリンは、ひかりで、ほぼ同時どうじめます。二人は、抱きって、眠っていたようです。

 エリンが、ささやきます。


「おはよう、わたしの相棒」

「俺の相棒、今日きょうも、よろしくな」


 カインとエリンは、ごく自然しぜんに、男女のキスをかわわしました。

 そのはだかの二人は、朝食ちょうしょくまでの『何気なにげない会話かいわ』を始めます。



 こうして、今朝けさも、男女二人、相棒同士(どうし)一日いちにちが、あたたかく始まりました。

Looted Honesty Goes Away... by Souji Yamato

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― 新着の感想 ―
なんだかんだエリンとの間柄がカインにとって良い関係なのかもしれませんねえw そうなるとセシルはw続きも楽しみです°・*:.。.☆
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