森の狩人
Looted Honesty Goes Away... by Souji Yamato
高校生の町屋自由(18才)が、世界マトリールに召喚されて六日目です。
この五日間で、自由は、自主トレ(肉体強化など)を終えました。
おかげで、自由の容姿が、ポッチャリ眼鏡から、極上美女に変貌しています。
それと、身長は、10センチも伸びて、165センチになりました。
さらには、バストが、美しく、BからHカップへと、変化しています。
けれども、装備コマンドの効果で、いまだ、革の鎧の下に、以前からの高校制服を着込めていました。
当然ながら、下着と靴も、装備コマンドで、大きさがピッタリです。
ところで、本日、自由は、野外デビューします。
はじまりの洞窟を出ると、そこには、森が広がっています。
早速、ウサギを見掛けたので、スキル『挑発』を発動しました。
その途端、ウサギは、逃げる事なく、自由に襲い掛かります。
なので、自由は、あっさりと、ウサギを撲殺して経験値を得ました。
ウインドウが開き、レベルアップが告知されます。
{レベルが2に上がりました}
自由の初勝利です。
その後、自由は、森の鳥や小動物を、スキル『挑発』で狩りまくりました。
やがて、レベルが10に上がり、技能『挑発』が特技へと向上します。
現在、自由は、仕留めたイノシシの解体中です。
ちなみに、イノシシの『ノミやダニの類』は、異世界だけに、免疫のバリアで遮断されています。
天の声(女神リンカ)が、話し掛けて来ます。
『手際が、良いですね。あらかじめ、採取スキルまで上げていたなんて‥‥』
「ちがうわよ。以前、手伝った事が、あったからね」
『異世界【地球】にも、動物が居るんですか?』
「いるわよ」
『地球人は、魔力が高いと聞いてましたから、魔物しか居ないと思ってました』
「不思議ね。地球には、魔法が無いのに‥‥」
『地球の魔物は、どんな感じですか?』
「魔物なんか、居ないわよ」
『平和なんですね』
「人間同士で、資源を、奪い合ってるけどね」
『ドワーフが、資源を、独占してるんですか?』
「神も含めて、人間以外の知的生命体は、存在しないわよ」
自由は、イノシシを解体しながら、何気なく応えましたが、その直後から、天の声が『宗教だかオカルトだか』について、質問しまくって来ました。
ともあれ、夕方には、レベルが20に上がりました。
現在、自由は、仕留めた熊の解体中です。
『熊を、楽々、倒せましたね!』
「ところで、この森に、面白そうな場所とか無いの?」
『エルフの村があります』
「じゃあ、明日、案内して」
『わかりました』
「楽しみね」
自由は、観光目的で、エルフ村を訪れるつもりです。
一方で、天の声は、自由が、エルフと子作りする事を、期待していました。
こうして、自由は、エルフの村に向かいます。
Looted Honesty Goes Away... by Souji Yamato




