転移デバイス
Looted Honesty Goes Away... by Souji Yamato
正義の女神レイナが、性技でのレベル神にされて、二日後のこと――
勇者カインたちは、古代の骨董品が集まったので、専門鑑定をしてもらうため、エルフ村の長老のもとを訪れました。
専門鑑定が始まり‥‥しばらくして、エルフの長老が告げます。
「カイン、おめでとう。このアイテムは、伝説の『転移デバイス』じゃよ」
「転移デバイス‥‥転移が出来るのか?」
「出来るし、現在位置を将来の転移先として、無数に登録できるのじゃ」
「便利すぎないか?」
「だから、伝説なんじゃ」
「それで、伝説なのか‥‥」
「おまけに、別の転移デバイスを登録すれば、通信機にもなる。
それと、転移先は、転移デバイス同士で共有可能じゃ」
「1台しかないが?」
「そこは、残念じゃな」
「たしかに、残念だ‥‥」
カインは、エルフの長老から、詳しい使い方のアドバイスを聞いています。
その説明を、横から、娼婦エリンも聞いていました。
ですが、機動聖女セシル(メカ娘)は、転移デバイスに興味を示しません。
そこで、エリンが、セシルに聞きます。
「興味が、無いのか?」
「だって、その機能‥‥わたし、能力として、全部、持ってるもん。
それに、わたしは、カインを目印にした転移も、出来るからね」
「凄いな‥‥転移デバイスと、転移先を共有することは?」
「それも出来るし、転移デバイスを相手に、アイテムの相互転送も出来るよ」
「便利だな!」
「便利でしょ♪」
「だったら、あの転移デバイスは、わたしが持っていた方が良いな?」
「そうだね、その方が良いね」
「だったら、わたしが貰う」
「じゃあ、あげちゃう♪」
エリンとセシルの間で、そんな風に話が、まとまりました。
もちろん、それには、カインも納得します。
ちなみに、転移デバイスは、転移を1日に10回まで使用でき、相互転送は、1日に100アイテムまで使用できます。
また、相互通信には、回数制限がありませんが、概ね、半径100キロ圏内でしか使えません。
そのうち、エルフの長老は、アドバイスを始めます。
エルフの長老が、セシルに告げます。
「実は、ビキニ装甲には『メタルパール光沢』指定というものが有るのじゃ」
「どんな効果があるの?」
「これを指定すると、不透明な装甲が、わずかに透けて見えるのじゃ。
しかも、実際には、透けていなくて、単なる錯覚系の視覚効果なのじゃよ」
「本当だ‥‥かなり見た感じが、セクシーだね♪」
「そうじゃろう、セクシーなのじゃ」
「だけど、これ‥‥サポート下着『ジェンダーOFF』並の詐欺かも?」
「いわゆる、R15規格『つるつるヌードスーツ』じゃな?」
「そうそう、恥部をツルツルにするけど、お尻の割れ目が隠せないやつ」
「あれは、あれで、セクシーじゃぞ」
「そうなの?」
「そうなのじゃ」
何やら、セシルとエルフの長老で、盛り上がっていました。
やがて、セシルは、エルフの長老の前で、サポート下着『ジェンダーOFF』だけを装備します。
ともあれ、娼婦エリンは、転移デバイスを手に入れました。
Looted Honesty Goes Away... by Souji Yamato




