語られる真相
Looted Honesty Goes Away... by Souji Yamato
『二人とも、わたしに、2分だけ時間を、もらえるかな?』
天の声が、勇者カインと娼婦エリンに、そう頼みました。そのカインとエリンは、情事の直後で、全裸休憩中です。
間を置いて、天の声が、カインに告白します。
『実は、わたしは、正義の女神レイナなの』
「そっ、そうだったのか!」
『しかも、聖女セシルは、わたしの旧い化身で、リンカ教徒に犯される前に、わたしと言う本体から切り離されていて、今のセシルは、いわば偽物なの』
「そうか、じゃあ、セシル‥‥いや、女神レイナは、無事なんですね?」
『無事だよ!』
「よかった‥‥」
『もう‥‥泣かないでよ!』
女神レイナ(天の声)は、そう言って、カインを慰めました。
それでも、カインは、喜びのあまり、大泣きしています。
カインは、しばらく、喜び泣きしていました。
カインが、落ち着いたところで、レイナは、語り始めます。
『実は、偽物というか、先代セシルを滅ぼさないと、わたしは、再び、セシルとして生きられないの‥‥力を、貸してくれる?』
「もちろん、女神レイナ、貴女のためなら!」
『そこは【セシル、お前のためなら】でしょ?』
「ごめん‥‥セシル」
『そう、わたしは、あなたのセシルだからね!』
「セシル‥‥」
『‥‥カイン』
「セシル!」
カインが、感極まった『とびっきりの笑顔』になりました。
無論、カインの隣りにいるエリンも、満面の笑顔です。
やがて、カインとエリンは、服を身に着けました。ちなみに、カインには、試してみたい作戦があるそうです。
そのため、カインが唱えます。
「セキュア」
すると、先日手に入れた『条項の箱』が出現しました。
その忌むべき箱を見て、エリンが怒鳴ります。
「よっ‥‥よりにも、よって、それを出現させるなんて!」
「条項を言う、セシルを返せ!」
カインが、そう言うと『条項の箱』が消滅して‥‥代わりに、四肢を失っている裸体『先代のセシル』が出現しました。
エリンが、カインの『イチかバチかの作戦』の成功に、感動しています。
ところが、先代のセシルは、下腹部に、下品な刺青をされていて、恥部には、ピアスが施されています。
おまけに、淫らな表情をしながら、先代セシルが、カインに告げます。
「ご主人さまぁ‥‥わたしは、卑しいポルノ用品です♡」
先代セシルは、洗脳されて、安っぽい猥褻物にまで、成り下がっています。
先代のセシルを眺めながら、カインが、女神レイナに願います。
「一度だけ‥‥先代のセシルを、利用してみたい!」
『新セシルの設定が、朝まで掛かるから、今夜だけならね!』
「ありがとう、本物のセシル‥‥愛してる!」
『わたしも、愛してるからね!』
女神レイナは、嬉しそうな声で、そう言いました。
そこで、カインは、早速、服を脱ぎ始めます。
こうして、勇者カインは、先代セシルを、一晩中、堪能しまくりました。
Looted Honesty Goes Away... by Souji Yamato




