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Lesson44  最後のLesson


次々に、回復魔法を出していく。


――もう、迷わない。


私は、難なく回復魔法を出せるようになっていた。


「よし、そこまでだ。」


レオン先生から、制止の合図が入った。


「ミーナ、すんなり回復魔法を出せるようになったな」


「ありがとうございます」


私は、頭を下げた。


「魔法医を目指すということだが……このレベルで回復魔法が使えれば、問題なくパスできるだろう。」


レオン先生は、少し間を置いて続けた。


「……オレも、魔法医を目指したことがある。」


「だが、回復魔法が魔法医に必要なレベルに到達できず、諦めた。」


「まあ、教師も悪くはないが、少し心残りだな。」


「ミーナ、お前は諦めずに頑張れ。」


……知らなかった。


レオン先生が、魔法医を目指していたなんて。


「でも先生は、私に回復魔法を教えてくれました。」


そう、レオン先生がいなければ、私の回復魔法は実践で使えるようにならなかった。


「教えることと、実践できることは違う。」


少し、寂しげに答えた。


「ミーナ、お前は実践に強い。」


「そこは、お前の長所だ。」


レオン先生が、くるりと背を向けた。


「補習は今日で終了だ。あとは自分で頑張るんだな。」


振り返らずに歩き出す先生。


――終わり?


――こんな突然に?



まだ、教えてもらいたい。


「待ってください」と言いかけた、


けれど。


その背中を見た瞬間、わかってしまった。



――補習が、本当に終わってしまったのだと。


遠ざかっていくレオン先生。


その後ろ姿に、


「ありがとうございました!!」


私は、ありったけの声で叫んだ。


――未来はわからないけど、私は諦めない。



回復魔法で、一人でも多くの人を救うために。


きっと、夢は叶うと信じて。



    ――完――




最後までお読みいただいた皆様、本当にありがとうございました。


まさか、第三章まで書くなんて……。

実は、書いた本人が驚いています(^^ゞ


短編しか書けないと思っていたので、中編(もしくは長編?)が書けたのは、大きな収穫になりました。


ここまで書けたのも、お話を読んでくださった皆様のおかげです。

毎日の投稿を、待っている人がいるのかな、と思うと筆を進めることができました。本当に感謝しかないです。


ブックマークをしてくださった方、とても嬉しかったです。評価くださった方も、ありがとうございました。


新作も考えていますので、ぼちぼち書いていきたいと思っています。

もし、見つけた際は、覗いていただけると嬉しいです♪


この度は、本当に、ありがとうございました。


※お話、少しでも気に入っていただけたら、評価やブックマークいただけると、今後の励みになります(*^^*)


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