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Lesson4 もう限界


「先生、教室までこないでくださいよ!!」


もう限界だった。


――クラスの注目の的になること、

授業についていけるかどうかの不安。



色々な不安が積み重なって、私は思わずレオン先生に当たってしまった。



「怒鳴るな」



レオン先生が言う。



「まだ、始まったばかりじゃないか」



「でも、でも……」



慣れない環境。



ついていけない会話。



妙に絡んでくる男の子。



――もう、心がパンクしそうだった。



「……クラウスは、私がお前の補習をしているのを知って、お前に興味を持ったんだろうな。」


「あいつは、小さいころから私の後ばかりついてきて、なんでも真似したがっていた。」


「あまり、お前に絡むなと、釘を刺してやろう。」



最後の言葉に、私は思わず、ばっと顔を上げた。



「本当ですか!?」



「ああ。このままだと、勉強もままならないだろう。」



思ってもみない、天の助けだった。


この人、本当は天使だったのかもしれない!!



「ありがとうございます!!」



私は、思わずお礼を言った。



「礼には及ばん。これで、あのクラウスのやつの落ち込む顔が見れそうだ……」



なぜか、薄笑いをしているレオン先生。



こ、怖い……。



なんで私の周りは、クセの強い人ばかりなんだろう……。



――明日から、どうなるのか想像もつかなかった。







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