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Lesson22 言うんだろ?
「ミーナを推薦入学させてくれる大学は、決まっているんでしょうね?」
「たしか、結果を出すと言っていたじゃない。」
――二年生の三者面談が始まった。
椅子に座った瞬間、母が威圧的に言う。
「今はまだ、その段階ではありません、お母様。」
エミリア先生が落ち着いた声で答える。
「早く決めてくださいな。この子、行く先がなくなってしまうわ。」
イライラを隠さず、母が言った。
やっぱり母は、私が何もできない子だと思っている。
小さな頃から、ずっとそうだった。
できない子だと繰り返し言われて、いつの間にか、自分でもそう思うようになっていた。
――それで、いいの?
胸の奥で、問いかける。
――いいわけがない。
もう、今の私は知っている。
努力すれば、できるようになることを。
「……言うんだろ?」
レオン先生の低い声が、背中を押した。




