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Lesson21 心強いサポーター
「べつにいいぞ。」
私は、耳を疑った。
「今、何とおっしゃいましたか?」
「二度も言わせるな。いいと言った。」
――こんなにあっさり?
……本当に?
親を説得する話を、レオン先生はあっさり承諾してくれた。
「あの〜っ、またお弁当とかご用意したほうがいいですか?」
過去に、ご褒美としてお弁当を作らされたことを思い出して、聞いてみる。
あの時は、レオン先生からも豪華なお弁当をいただいてしまったけれど。
「作りたかったら作ればいい。」
「いえいえ、そういうつもりでは……」
「なら、なんで驚いている?」
それは、驚くに決まっていた。
私は、レオン先生が引き受けてくれるよう、練りに練って言葉を考えてきたのだ。
「あまりにあっさり引き受けてくださるから……」
小声で言うと、
「理由は、私が教師だからだ。それ以外に、なにかあるか?」
そう言われて
――この人、こんなにいい人だったっけ……?
「……ありがとうございます。」
自然と、言葉がこぼれた。
こうして私は、苦労することなく、心強いサポーターを得ることができた。
……でも、本番はこれからだ。
母との面談に、私の将来がかかっている。
そう思うと、緊張で身体が強張るのを感じた。
――そして、迎えた面談の日。




