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Lesson18 一歩前進
「えっ、魔法専科!!」
エミリア先生が驚きの声をあげた。
無理もない。
魔法専科は、魔法を職業にすることを目指すエリートたちが集まる場所だ。
「――魔法専科に行くことの意味、わかっているだろうな?」
レオン先生が聞く。
「はい、そのつもりです」
私は答えた。
「――なら、やるか?」
レオン先生の目が、楽しそうに細められた。
春休みの、地獄の日々が思い出される。
思わず、身体が震えそうになった。
――やっぱり、やめておけばよかったかも。
そんな弱気が、一瞬よぎる。
でも、
でも、魔法を好きだという気持ちは、本物だ。
この気持ちを、大切にしたい。
なら、やるしかない!
私は、心を決めた。
「ご指導のほど、よろしくお願いいたします。」
深く、頭を下げた。
「よく言った。――覚悟しておけよ」
「はい!」
ようやく、一歩踏み出せた。
今は、補習の怖さよりも、喜びのほうが大きかった。
――怖くても、それでも進みたいと思えたから。




