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Lesson10 再チャレンジ


急にあらわれた、王様のような子の指示により、私は絵本を読むことになった。


「むかしむかし、あるところに…」


私は、絵本を子供達に向けて話しだした。

こうすると良いと、児童書に書いてあったんだ。


ーーそして、実は今日まで、帰宅後は読み聞かせの練習をしていた。


「めでたし、めでたし。」


気がつくと、子どもが数人集まっていた。


ーーさ、最後まで読めた!!


私は、練習の成果に嬉しくなった。

すると、


「ふん、うまくなったじゃないか。」


絵本を読ませた張本人。王様、ではなくリヒトくんが言った。


「おまえの見た目、オレの好みだ。部下にしてやる。」


は、はあーー!?


私が、目を白黒させていると、


「リヒトくん、ひどい。私をお嫁さんにしてくれるっていったのに!!」


お姫様のようにかわいい子がやってきて、リヒトくんを引っ張っていった。


ーー子どもの世界、すごい……。


思わぬ修羅場に巻き込まれ、私は、呆然としていた。


自信は少しついた。


でもーー、この子たちの世界でやっていける気は、まったくしなかった。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。 次回より、毎日2回、18:00と22:00に更新します。(タイトルどおり、6:00も考えましたが、さすがに早い……。) 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

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