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第二章 〜2年生編〜 Lesson1 新しい友達


私は、晴れて2年生になった。


もう、落ちこぼれな自分じゃない。


——そう思えるくらいの自信が、ついた。


……ついた、はずだった。


——思い出してしまった。


春休みの、地獄の特訓。


私は、ぶるりと震えた。


もう、二度とやりたくない……。


特訓を言い訳に、春休みは家に帰らなかったけれど、

正直、どちらがマシだったのか分からない。


——夏休みは、ちゃんと考えよう。


そんなことを思いながら歩いていると、


「ミーナ!」


後ろから、明るい声が飛んできた。


振り返ると、手を振っている少女がいる。


「実習、もう決めた?」


「実習?」


聞き返すと、彼女は少し驚いたように目を丸くした。


「え、知らないの?2年生から始まるでしょ。

将来に向けて、職場の体験をするやつだよ。」


——将来。


その言葉に、少しだけ胸がざわつく。


「……まだ、全然」


正直に答えると、彼女はにこっと笑った。


「私も、まだ迷っているんだ。

でも、そろそろ決めなきゃね。

これから、一緒に考えない?」


「うん、一緒に考えよう。」



——こうして私は、初めてできた友達と並んで、教室へ向かった。



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