種族について
その日の学校は授業にならなかった。
窓側から天気が良いから外で体育をしている、他のクラスの男子の国分寺さんへの言葉が聞こえて、心がソワソワした。
窓側じゃないから試合は見れなかったけど、いつもより大賑わいしていた。その度に国分寺さん何してるんだろうと気になった。
「国分寺さん、大活躍しているみたいね」
「うん」
千里ちゃんの声に私は小さく頷く。そうしている内に窓側からまた大きく「おおーーーっ!」と歓喜の声が響いた。
「はい外が気になっても黒板に集中してくださーい!」
栗原先生の声を聞いてハッとなる。
「国分寺さんが来ているから特別授業をしています。なので集中して貰わないと困ります」
栗原先生は図面を黒板に書いて、コツコツとチョークで黒板を叩く。
「それとも何回も種族別授業で習ってるから飽きちゃってるのかな〜?それじゃあ復習も兼ねて出席番号順に、説明して貰えるかしら?」
「は、はい!」
出席番号1番の子が席を立ち、教科書を読む。
「半神と鬼人は人口の2割いる優れた種族です。身体能力や知能だけでなく、国毎に呼び名は違うけれど魔法や術という不思議な力を使えます。しかし神の子孫とも言われる半神と鬼人は、神の試練として過度に力を高めたり知名度を集めると、血の匂いに敏感になり、食人衝動が沸き起こります」
「はい、今国分寺さんの身に起きている症状で、怪我と隣り合わせの格闘家として致命的な症状です。どうすれば良いか!2番!」
「はい」
1番の子が座って今度は2番の子が席に座る。
「半神や鬼人の食人衝動を抑えるには、花人と恋人や伴侶になって、花の匂いや蜜を得ることで、食人衝動が治まります。それ故に高い地位や救助活動の職場にいる半神や鬼人は、花人と結婚したりお見合いする事が必須です」
「そうです、なので花人の女子は結婚出来る16歳になったらお見合いする事が推奨とされています。人間や他の種族から見て非合法に見えますが、逆に花人の身を守る為の処置でもあります」
私は思わず教科書から顔を上げた。
花人にとっては当たり前の話だ。けれど今の私は、どうしても別のことを考えてしまう。
―――国分寺さんも、花人と結婚するのかな。
「はい出席番号3番〜」
「はい」
今度は2番が座って、3番の男子が立ち上がる。
「花人は頭に花が咲き、感情によって初花の色が変わったり、歌や踊りによって草花を育てる特殊能力があります。また、先ほど説明されたように、半神や鬼人の食人衝動を抑えることもできます。しかし逆に、暴力や苦痛を受けると初花が黒くなり、自分を傷つけた相手にアレルギー反応が起こるようになります。人口の一割しかおらず、こうした特異な体質を持つ花人は、国によって身の安全を保障されています」
「そうです、なので見合い相手は徹底的に調査されて、もし家庭内で花人を傷付けるような行為が発覚した場合は、例え政治家だろうが直ぐ様保護の対象となります。そして希少な花人を傷付けたとして、今後見合いや結婚は禁止される事となります」
「…」
………そんな価値、私にあるのかな。そんな事を考えながら私は毛先を指先で弄る。
「兎に角、恋愛初心者の国分寺さんは、今後の活躍の為に花人の女性との交際を勧められています。本人はとっても奥手なので、からかわないようにして下さいね」
「!」
今度こそ私の事を言われると思ったけどそうでもなかった。それどころか栗原先生が私を見てウインクをしたように見えた。
やっと種族説明出来た
序盤に説明文入れるとGPTさんに「説明文を読んでいるようだ」と言われまくってて漸く自然な流れで種族の説明が出来てOKが出来た
もうGPTさんが完璧な小説書いてよお!駄目?そうですか…




