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三者三様

状況まとめ


セイナとパーナとシピーレ

放送システムを使うため(ララメルクを探すため)に中央区の施設へ向かう最中。


ニューズとケルタン

指揮を取るために中央区の施設へ向かう最中。


ララメルク

敵兵から絶賛逃亡中。


アンリーザ

敵の大将と対峙中。

「ここだ!」


 息を切らしたケルタンとニューズがたどり着いたのは、この町の中央区にある最も大きな建物。そこは商工会の施設であり、中には会議室や町全体への放送システムなど様々な重要機構がある。

 3人がその建物の前に着くと、周りは商工会の雇った大量の護衛で囲まれていた。


「ケルタンさん、セルムさん、お久しぶりです!」


 その護衛の中の1人がケルタンたちに気付いて近づいて来た。


「状況は?」


「現在、町中の所々で反乱軍(我々)と反乱鎮圧軍(王国側)の衝突が起きています。ここはまだ大丈夫です。詳しい事は中で。」


「分かった、行くぞニューズちゃん。」


「はい!」


 そうして3人は護衛の壁を抜けて建物の中に入った。


 階段を上がりとある部屋の前に着くと、その扉を一気に開いた。


「遅くなってすまん、皆んな無事か?」


 部屋の中には商工会のメンバー数人と、その部下たちが忙しなく動いていた。しかしケルタンの姿を見ると、中にいた人たちは安堵する。


「ケルタンさん…お久しぶりです。」

「おっ、旦那が来てくれたのか!コイツは頼もしい!」

「ケルタン、もう大丈夫なのか?」


「大丈夫かと言われれば、大丈夫ではないな。だが、いつまでも泣いてるワケにはいかん。家族を救えなかった俺だが、せめてこの町のみんなは助けてやりたい。状況を教えてくれ!」



 そうしてケルタンは現在の詳しい状況を聞いた。


「戦況はややコチラが不利か…やはり準備が終わる前に攻め込んで来たのがキツかったな…だが、この戦力でやるしかない。俺は放送で民衆たちを動かしてくる、ニューズちゃんついてきてくれ。」


「は、はい。」


 そう言ってケルタンは部屋を出て行った。



 2人は階段を登って別の部屋に辿り着く。すると扉の前でニューズが口を開く。


「ケルタンさん、ここは?」


「ここはこの町の放(・)送(・)シ(・)ス(・)テ(・)ム(・)がある部屋だ。入るぞ。」


 そう言ってケルタンが部屋の扉を開けて2人は中に入った。




「こ、これが…」


 ニューズは初めて見るその物体に驚愕した。それは巨大なメガホンの様な形状で、その前にはマイクのような物が立っている。


「時間がない、急ぐぞ。」


 そう言ってケルタンはそのマイクの前に立った。

 そして民衆への言葉を伝えるために大きく息を吸いこみ、口を開いた。



「【聴こえているか!この町に住む全ての民たちよ!俺は商工会のケ(・)ル(・)ト(・)だ!知っての通り現在、王国からの侵攻を受けている!これは王国からの不当な要求を拒んだ我々を武力で黙らせるための弾圧行為である!これに屈すれば我々『ツヴァイ』に明日はない!だから全力で戦え!最後まで諦めず、全てを賭けて戦え!我々は今日、独立の日を迎えるのだ!皆、健闘を祈る!】」


 そうして放送は終わった。ケルタンはマイクから離れ、一息つく。


「ふぅ…これで少しは戦力差も埋まるだろう。それにどちらに着くのか悩んでいた商人たちも覚悟を決めるはずだ。」


「ケルタンさん、因みにさっきのケ(・)ル(・)ト(・)っていう名前は…」


「アレは俺の偽名だ、マフィアの目を誤魔化すためにここ数年はこの名前を使ってる。町の奴らはケルトの方が馴染みがあるってわけだ。」


「そうですか…でも意外です。ケルタンさんは思ったよりも凄い人だったんですね。」


「意外ってなんだよ。」


「私みたいな弱った子供に絡む、酔っ払いの変人かと思ってましたが、今のを聞いて考えが変わりました。周りの人達にもどうやら尊敬されているみたいでしたし…」


「商人ってのは信用が全てだからな。みんなと仲良くするのは当然だろう…だがそれでも俺は1番大切なモノ(家族)を守れなかったんだがな…」


 そう言ってケルタンは苦笑いする。しかしそれを見たニューズはケルタンの元へ近づく。


「今度は守りましょう、この町のみんなを。必ず。」


「…ああ。そうだな!」


 そうして2人は放送システムのある部屋から出て先ほどの部屋へ向かって歩き出した。





 階段を降り、先ほどの商工会の皆がいた部屋の前に立ち扉に手をかける。しかし扉を開けるその直前、2人はとても嫌な予感がした。


「……」


 何かは分からないその予感、2人は一度目を合わせ深呼吸する。


「ふぅ…入るぞ。」


「はい。」


 そして2人は最大限に警戒しながら部屋の扉を開けた。







〜数分前、セイナとパーナとシピーレ〜


「ふぅ…ここね。」


「うわぁ…護衛がいっぱい…」


 3人は中央区の建物の近くまで来ていた。そして護衛に見つからないように曲がり角に身を潜め、様子を伺っていたのだ。


「20…いえ、30人近くいるようです。お二人、いかがいたしましょうか?」


「さて、どうしたものかしらね…」


(思ったよりも護衛が多いわね。全員殺して進むのは簡単だけど、シピーレも見てるし、そこまでする必要はないわね。…うーん…この女(シピーレ)さえいなければどうとでもなるのに…)


 瞬間移動の魔法をシピーレに見せるわけにはいかないセイナは八方塞がりだった。それでも思考を必死に巡らせる。


(もういっそのこと私の正体を明かす?そうすれば私の能力で一瞬よね…でもそれはやっぱりリスクが高いわ。下手をすれば周囲の全員を敵に回すわね…)


 セイナが作戦を考えていると、突然周囲から放送が聞こえてきた。



【聴こえているか!この町に住む全ての民たちよ!俺は商工会のケ(・)ル(・)ト(・)だ!知っての通り現在〜〜〜〜皆、健闘を祈る!】


 それを聞いていたセイナはニヤリと笑う。


(今ので確定ね、今の放送に使われた魔力はこの建物の高い場所から発信されていた。ここに放送システムの大元があるわ。)


 放送システムとは魔法によって作り出された道具である。故に近くで使えばその魔力を検知することが出来る。特に魔力に鋭敏なセイナは発せられているその何となくの高さまで感じることが出来たのだ。

 それを踏まえて作戦を考えようとしていたセイナだが、先ほどの放送で気になる事が一つだけあった。


(…さっきの声、パパの声によく似てた気が…名前も確かケルトって…)


 しかしその時、痺れを切らしたシピーレが2人の前に出る。


「時間もありませんので、強行突入いたします。お二人とも、ここまでご一緒してくださり感謝申し上げます。無事を祈っております。」


「えっ、ちょ、ちょっと!」


 その瞬間、シピーレは勢いよく護衛の前に飛び出した。



「だ、誰だ!?」

「敵か!?」


 当然、護衛たちもシピーレの存在に気付き、臨戦態勢を取る。しかしシピーレは既に懐から何かを抜いていた。


「失礼いたします。」


 その時、シピーレは地面に何かを投げつけた。するとそこから煙が一気に周囲に拡散した。


「ぬぉ!?なんだ!」

「煙玉か!クソっ!!」

「何も見えねぇ!」


 広がった煙によりその場の全員の視界が遮られる。それにより生まれた一瞬の隙をついて、シピーレは護衛たちの間を駆け抜けていく。更にシピーレは走りながらも更に幾つもの煙玉を置いていった為、更に煙は濃くなった。


「やられた!1人抜けたぞ!中のヤツらに報告しろ!」


 濃い煙の中、既にシピーレの居所を見失った護衛たちは狼狽している。

 そんな様子を遠くから見ていたセイナはニヤリと笑う。


「チャンスね!これだけメチャクチャな状況なら私の魔法が使えるわ!さぁパーナ、掴まって!」


「うん!」


 パーナがセイナの手を取ると、セイナは魔法を起動させた。



シュンッ……



 そうしてセイナとパーナも建物内への侵入を果たしたのだ。






「…よし…ここなら大丈夫そうね。」


 2人が瞬間移動した場所は誰もいないトイレの個室だった。中の様子と人の配置をある程度把握していたセイナは誰もいない場所を選んで転移していた。


「…そうだね、にしてもどうやって放送システムを探そう…」


「……」


 何を思ったか、セイナは突然個室の扉を閉めて鍵をかける。


「ん?セイナ?」


 困惑するパーナに対してセイナの顔が少しだけ紅く染まる。


「…ここなら何をしても…うふふ…」


 悪い笑みを浮かべたセイナはパーナに近寄り、その両肩を掴む。


「せ、セイナ!?」


 パーナを見つめるセイナのその顔はまさに性に飢えた獣のようだった。


「パーナと2人きり…2人きり…2人…」


 やがてセイナは両手を肩から背中に回し、優しく抱きしめる。そして顔をパーナの胸に押し当てる。


「すぅ〜はぁ〜すぅ〜」


 そしてパーナの匂いを嗅ぎ始めた。混乱したパーナは顔を赤くしながらもセイナから離れようと腕をバタバタさせる。


「うぅ〜!セイナ!こんなところで、ダメだよ!!」


 しかしセイナにガッチリと掴まれていて抜け出す事が出来ない。そしてセイナはしばらく堪能した後、恍惚とした表情を浮かべる。


「はぁ〜最高…ずっとこのまま嗅いでいたいわぁ…もういっそこの場でパーナを」



ドォオオン!!



 その瞬間、2人のいた階よりも上の階から何かが激しく叩きつけられるような音が聞こえた。それを聞いてセイナが正気に戻る。


「チッ、今いいところだったのに…タイミングが悪いわね…」


「せ、セイナ、そろそろ目的を果たさないと…」


 顔を赤らめたパーナは乱れた服を直しながら個室の鍵を開ける。


「そうね、そうしましょう。…ごめんねパーナ、私どうしても我慢出来なくて…」


「い、いいよ…私だって嫌じゃないし…」


 先ほどを思い出して更に顔を赤くした2人はよそよそしく個室を出た。

 そして真剣な表情に戻ったセイナは両目を瞑って集中力を高める。


「……」


(…やっぱりダメね、人の気配は掴めるけど放送システムがどこにあるかまでは分からないわ…やっぱり地道に探していくしかないわね。)


「…よし、上から探しましょう。屋上から虱潰しに行くわよ。」


 そう言ってセイナはパーナの手を握って魔法を発動させた。



シュンッ…



 そうして2人は屋上に転移した。



「さあ、急ぎましょう!」


 2人は急いで階段を駆け下り、放送システムのある部屋を探し始めた。



〜数分後〜



「ここね。」


 2人はとある部屋の前にいた。屋上の一つ下の階の捜索を始めた2人だったが、目的の部屋は案外早く見つかった。パーナの予想通り最上階に放送システムのある部屋があり、2人はその部屋の前にいた。


「入るわよ。」


 2人は扉を開けて部屋に入った。



「へぇ…これが…」


 2人の目の前にあったのは大きなメガホンの様な形状の装置とその前に立っているマイクの様な装置だった。素人の2人から見ても、そのマイクへ声を吹き込む事で放送が出来そうだと予測できた。


「時間もないわ、早いところニューズとアンリを……っ!?」


 その瞬間、セイナが隣にいたパーナを背後にして扉の方へ目を向ける。


(……敵!?それも2人!)


 敵の気配を察知したセイナは咄嗟に臨戦態勢を取る。


「ど、どうしたの!?」


「…2人!!コッチに向かって来るわ!注意して!」


 2人は最大限の警戒をしつつ、扉を注視した。


「!?」


 次の瞬間、扉の外から何かが投げ込まれた。それは2人の足元に正確に転がる。それに気づいた瞬間、セイナは本能的にその物体の危険性を理解する。


(これは、爆弾!)


「はぁ!」


 セイナは魔法を発動させ、その物体を瞬間移動させた。刹那の一瞬で魔法を使ったため、移動させる場所は建物の外になってしまった。



ドォオオン!!!



 その次の瞬間、外で大きな爆発音が鳴り響いた。その衝撃波は部屋のガラスを破壊した。


「キャア!!」


「パーナ!」


 セイナは咄嗟にパーナに覆い被さり、飛んでくるガラス片をその背中で受けた。それによりセイナの背中に痛みが走る。


「ぐうっ!」


「セイナ!!」


 セイナが痛みで顔を歪めたその刹那、2人の足元に既に別の物体が転がっていた。


「チィッ!」


 痛みで反応が一瞬遅れたセイナは間に合わなかった。


ッパァアン!


 次の瞬間、その物体が音を立てて破裂した。しかしそれは先ほどの爆弾とは違い、殺傷能力はほとんどなく、破裂した直後から大量の煙が噴き出したのだ。


(今度は煙玉!)


 それにより2人の視界は一気に白煙に飲み込まれる。


「何も見えないよ!!」


「……」


 視界がなくなって混乱するパーナを他所に、セイナは集中力を高めていた。


(必ず追撃が来る。返り討ちにしてやるわ!)


 セイナの索敵能力は煙など関係なく機能する。それによりセイナは敵が部屋の外にいる事は分かっている。そして最終的には飛び道具ではなく直接殺しにくると読み、カウンターを狙っていたのだ。


(来た!!)


 次の瞬間、2人の敵が部屋に入って来た。そして素早い足運びでセイナとパーナを挟むようにして攻撃を仕掛ける。


「ここよ!」


 2人が武器を振り下ろしたその完璧なタイミング、セイナは両手をそれぞれの方向に伸ばした。


「な!」

「うっ!」


 2人の敵のうちセイナに近かった方は反応が遅れ、セイナに手首を掴まれた。そしてもう1人の方はギリギリで反応してセイナの手から逃れる。


「貰ったわ!」



シュンッ…



 セイナが能力を発動させると、手を掴まれた方の敵の手首が消失した。


「ぎぃいい!!て、手がぁ!!」

「エ(・)ナ(・)!?」


 左手の手首を失って激痛で発狂する1人の声を聞いてもう1人も狼狽する。それを受けてセイナがニヤリと笑う。


「終わりね。」


「ッ!?」


 セイナはトドメを刺すべく魔法で2人を外に飛ばそうとしたが、魔力の揺らぎでそれに気付いた1人がもう1人を抱えながらその場から離れた。それによりセイナの魔法は不発に終わった。


「ふん、やるわね。」


 そうこうしている内に部屋に充満した煙が晴れてきた。先ほどの爆発で部屋中の窓ガラスが割れ、そこから煙が抜けていったのだ。

 煙が晴れた時、セイナとパーナはその敵の姿を捉える。


「似たような魔力だと思ってたけど、やっぱり同じ顔ね。」


「うわぁ…そっくり…」


 目の前の2人の顔は瓜二つだった。来ている服は白と黒で真逆だが、背丈や胸の大きさ、髪型まで全く同じ女二人組だった。

 その内の1人は片手を失ってその痛みから汗を流している。しかし既に簡単な応急処置は済ませており、その切断面から流れる血は僅かだった。


「はぁはぁ…よくもやってくれましたね…」

「エ(・)ナ(・)の綺麗な左手をよくも…お前たちは絶対に許さない!」


 そう言って2人は怒りの表情を露わにしながら臨戦態勢を取った。


「上等よ。私だって背中が穴だらけなの、2人仲良くバラバラのグチャグチャにしてあげるわ!」


 セイナは両手を広げながら邪悪な笑みを浮かべた。





〜少し前、ララメルク〜


「ひぃいい!!」


 ララメルクは全力で追っ手から逃げ回っていた。


「殺せぇ!!」


 追っ手である王国の兵士たちはララメルクを捕えるべく、その後ろを追いかけていた。


「し、しつこすぎますわぁ!」


 ララメルクが町に逃げ込んでから既に20分近く経っている。それでもララメルクがまだ捕まっていないのは、ひとえにその逃げ足の速さである。ララメルクの魔法は【走力を強化する魔法】であり、逃げる事に特化したその能力によってララメルクは30分近く全力疾走する事が出来る。故に普通に追っているだけではララメルクに追い付く事は出来ない。しかし王国の兵士たちも馬鹿ではない。ララメルク捕獲の為に動員した数十人を町中に分散しながら追う事で、走力的なディスアドバンテージを埋めたのだ。しかし彼らが予想外だったのは、想像以上にララメルクが逃げ上手だった事だ。一本道に挟み込んでも2メートル以上ある壁をよじ登って逃げていく。川沿いに追い込んでも躊躇なく川に飛び込み、流れに逆らって高速で泳ぎ去っていく。まるで野生の獣のような逃げ方をするララメルクに対して王国兵たちは、彼女を見失わないようにするのが精一杯だったのだ。



「はぁはぁ…かなり疲れが溜まってきましたわ…このままじゃ…」


 少し息が荒くなってきたララメルクは最悪の展開を想像して身体が震える。


(うぅっ!…もし捕まったら絶対殺されますわ!!ひぃい!!嫌ですわ嫌ですわ!!)


 そんか恐怖に駆られながら『ツヴァイ』の町中を駆け抜けるララメルクは曲がり角を勢いよく曲がる。

 しかし曲がった先で見たものにララメルクは絶望する。


「ま、まさか!」


 ララメルクが見たものは数十人の王国兵だった。彼らはすぐにララメルクに気付く。


「ん?あれは…ここの住人か?」


 しかし彼らはララメルクの事を知らない。何故なら王国軍の大半は反乱鎮圧の為に各地に散っているからだ。ララメルクを追うように指示を受けた数十人以外の王国兵はこの数十分でかなり奥まで侵攻を進めていたのだ。

 その瞬間、ララメルクの後ろから声が聞こえる。


「その女は『魔女狩り』を騙る大罪人だ!!捕縛しろ!」


 ララメルクを追って来ていた兵士の1人が前の兵士たちに聞こえるようにそう叫んだ。すると知らなかった兵士たちも状況を理解し、ララメルクへ向かって走ってきた。


「貴様!許さん!」

「ヤツは敵だ!!そこの大罪人を捕まえろ!」

「逃さんぞ!!」



「ど、どうしてですのぉ!!」


 追っ手が更に増えたララメルクは踵を返して別の方向へ走り出す。


「もう嫌ですわぁ!!」


 さらに追い詰められた事で涙目になりながらもララメルクは生きるために全力で逃げる。


「死にたくないですわぁ!」

機械技術は存在していない代わりに、魔法による魔道具が存在します。しかし特殊な物(放送システムなど)ばかりで、民衆の生活に浸透しているわけではありません。

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