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いつもありがとうございます(*^^*)
4人の絶叫が響く中、下働きの人達がまた片付けをさせられている。
(ごめんなさい、1番の被害者は片付けをしてくれているあなた達ですよね)心の中で謝る。
肩や胸元まで開いていたドレスを着ていたから物凄く痒いだろうな。考えただけでも痒くなってくる。思わず両腕を擦ってしまう。
「レイ、大丈夫か?それにしても精霊達地味に嫌な事するよな」
「そうですね…地味に嫌です。鳥肌立っちゃいますね」
「見てただけで全身痒くなった気分だよ」
「さあ、お待たせしました。再開しましょう!」
えっ、大丈夫だろうか?そうか、治癒魔法でもかけてもらったのかな?
4人は濡れタオルを素肌が出ていた場所にあてながら舞台に戻ってきた。凄く睨まれてるなぁ。
「さあ、レイ殿は次に何を見せてくれるのでしょう。よろしくお願いします」
「目の前に壁を作ります。……お願い舞台の前に壁を作って!」
ドドドドッ!!あっという間に舞台が日陰になる。目の前に一階の天井位の高さの壁が現れた。
「おっと、これでは皆さん何も見えなくなってしまいます。またしても中断ですか。傍迷惑な能力ですね」
私達に聞こえるくらいの声で嫌みを言う。
力の対決なのに、それに対しても文句を言うか?
(ごめんね、この壁崩せる?)
(うん、崩せるよ)
壁が一瞬でサラサラな砂に変わって崩れ去る。
「これでいいですか?壁は崩しました」
「壁が崩れてしまいました!どうやら失敗のようですね」
「はっ?」
近くの人にしか聞こえなかったからって、失敗にしちゃうとかありえないんですけど!
「傍迷惑な能力だ、また中断かって言われたから壁を崩してもらったんだろ?それを失敗にするっておかしいんじゃないのか?」
「そうですか。でも直ぐに崩れてしまったのには変わりないですからね。失敗の判定でもしょうがないですね」
あまりの言い分に団長も拳に力が入っているのがわかる。団長に近づき右手をそっと両手で包みこむ。
「自分達の力が無いのを知っているから姑息なやり方しかできないんです。相手の判断で負けようが見ている人はどっちが精霊に力を貸してもらえてるか判断できていますよ」
「…そうだな。見る人が見れば分かる事だな」
「納得したようですので、次は愛し子のミキ殿お願いします」
「はい!こんな酷いいじめをする人に罰を与えて貰いたいです。…精霊達、こんな酷いいじめをする人達に罰を与えて!」
どの口が言うんだか。
次の瞬間ヒュンという風を切る音が聞こえた。
「レイ!」
団長にきつく抱き寄せられる。
ドサッ
顔だけ音のした方を向くと弓を持って倒れている男性がいる。
いつきは大丈夫かと思い目を向けると、その背後に蔓植物がウネウネと蠢いて、その先に何本もの矢を絡ませていた。
ベランダからは気を失っている何人もの人がフワフワと舞台上に降りてきた。
精霊が咥えたり蔓にグルグル巻かれて降ろされている。弓と矢も上からバラバラと落ちてくる。
「王様、これって殺人未遂だよね?捕まえないの?」
「近衛、カミーユ達を捕らえよ!」
「「はっ!」」
4人は抵抗して暴れている。
「ねぇ、また服くらい破ってきていい?」
さっきのは命を狙われたの?そこまでする?私そんなに悪いことしてるの?
今頃になってブルブル震える。団長が震えに気付き背中をゆっくり撫でてくれる。
「…ほどほどにね?」
みぃのような姿の子達が爪で引っ掻いて4人の服を切り裂いていく。
「キャー!何よこれ!」
「レイあんたがやってるんでしょ!止めなさいよ!」
「止めてー!」
「おい!あいつらが王族侮辱罪だ!お前達はあいつらを捕まえろ!」
「精霊達の怒りが収まらないようで…申し訳ありません」
ギャーギャー文句を言っている3人。りおは1人顔を真っ青にして俯いてしまっている。
突然私達の反対側、ミキ達のいる舞台の先に壁ができる。
ヒュッ!!
ドンッ!!
壁に矢が突き刺さっている。
「「いたッ!」」
「キャッ!」
女子3人は押さえた腕から微かに血が滲んでいるようだ。王子は頬から血が滲み、目を見開いて固まっている。
「うるさいなぁ。散々元の世界で暴力ふるって、こっちに来てからもレイをターゲットにして事実じゃない事を言いふらして貶めたでしょ?まだやる?いいよ?受けてたつよ!今度はちゃんと当てるからね?」
ブクマ、評価ありがとうございます。




