被害
「なんだよこれ!全く傷つかないじゃねーか!」 「ど、どうすんだよ」
港のほうから焦った声と怒鳴り声がきこえた。いそいで港に行くと桟橋付近に人が集まっていた。
「あの〜なんかあったんですか?」
「ああ、硬くて灰色をした馬鹿でかいモンスターが大量に海に居て船が出れないんで冒険者が倒そうとしてるんだが傷一つ着かないらしい」
冷や汗がでた。硬くて灰色をしていてでかい物は一つしか知らないから。
「てんめーこの野郎、おいて行きやがって。騒がしいななにかあったのか」
『ぼ、総統ぉ〜、見てないで助けてくださいよぉ〜』
顔を真っ赤にした優斗が来たから説明しようとしたら。胸の所にある無線機から今にも泣きそうな声が聞こえた。
「この騒ぎの原因っておまえら?」
『そうですよぉ〜。停泊してたら急に攻撃されたんですよぉ〜』
やっぱり。人ごみを別けながら進んで行くと今にも船に魔法を放ちそうな人がいた。それを慌てて止める。鉄でも魔法は防げるか分からない。
「なんで止めるんですか!」
「だってこれ俺の船なんだもん。壊されそうになってたら止めるでしょ」
皆空いた口が塞がらない。それもそのはず、この世界ではどんなに大きくても船は全部木製だから。どうやって説明しようか迷っていたとき船から妖精達が降りて来てくれた。
「総統ぉ〜酷いじゃないですかぁ〜」
「悪かったって。船には影響ないだろ?」
「確かにそうですけどぉ〜」
無線で話かけてきた妖精がぽかぽか殴って来た。
「ど、どうゆうこどだよ!」
「おまえらがモンスターだと思ってたのは船なの、わかる?」
これ以上居るとめんどくさいことになるので船に乗ってさっさと撤退する。
「ちょ、まてよ!」
「安心しろーこの船がおまえらを殺すことは多分ないからー」
街が見えなくなるまで手をふった。ひゅうがの艦橋に上がった。
「雪彦!もう二度とこんなことはしないでよ!」
「もちろん」
琴羽はそのまま抱きついて来た。俺も背中に手を回して抱き寄せる。
「熱々な所悪いけど報告していいか?」
「なんだよリーダー妖精。今じゃないとだめなのか?」
「だめだね」
仕方なく抱き合うのを止める。
「で、どれぐらい被害でた?」
「まず航空隊は壊滅、護衛艦のレーダーが3隻使用不可、輸送機は妖精の回収で手一杯、これが一番問題なんだが弾薬は時間が経てば補給されるけど燃料は補給されないみたいだ」
「今どれぐらいのこってる?」
「一番多いので3/4、少ないので半分。」
燃料がなければどんな強い船でも意味が無い。この世界に石油が無いかもしれないその場合海軍は使い物にならなくなる。
「とりあえずスキル一覧表見てみるか」
…なんでレベルが112になってるの?おかしいドラゴンはあまり倒してないはず…もしかして召還した兵器で倒した時の経験値は俺に入るのか?それしか考えれない。
スキルを見てると「地下資源探査」があってスキル使用枠は7個今なら取得出来るので取得した。使用枠2個で「鑑定」も取得した。
地下資源探査はどこに地下資源があるかわかる。設備も召還可能。
鑑定はアイテムのレリティー、用途などが分かる。
「使えそうなスキルは取得したけどこの問題が解決するのには時間がかかるな」
無断で施設を建てたりしたら確実に逮捕される。それだけはいやだ。
「そうかとりあえず、艦載機を補充して欲しいい。それとさっさと時計と軍港を作れ」
「が、がんばる」
***
艦載機も全て新しいのに替え、妖精達の様子を見に行って話してから艦内の一室でゴロゴロしていた。
『風間です。相談が有ってきました』
「入って良いよ」
「相談ってなに?」
「海軍が有るなら陸軍、空軍も作ってほしいんです」
「いいよ。そのかわり陸軍は風間さんが、空軍は島村さんが、海軍は山本さんが司令官になってくれるなら出来るだけ兵器はそろえるよ」
「今すぐ説得してきます」
話を聞いた瞬間部屋から飛び出しどっかに行った。そんなにうれしいのかな?次の日他の二人も一緒に部屋に来た。
「島村と山本もそれで良いそうです」
「本当にいいんだね?」
「「「はい」」」
「わかった君たちを各軍の司令官にする。ただし変なことしたらどうなるかわかるよね?」
三人がうなずいた。
「現時刻をもって陸軍は風間、空軍は島村、海軍は山本を最高司令官に任命する」
「「「は!」」」
「部下は好きなようにしていいからでも各軍の最高司令官は俺だから。あと自衛隊の武器の管轄はリーダー妖精にやってもらう。なにか作って欲しいものがあったら報告してくれれば出すから」
三人は敬礼して部屋を出て行った。
これで組織は出来たあとは錬度だけだ。
来週の水曜日と浮こう出来ませんごめんなさい。夕が喋ってるとこすくねェ
次回第一艦隊VS第二艦隊




