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ラブサーフィン  始の章  作者: エムト
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分心

ディオは髪の毛を1本抜き、いつもの手順で、ワンをディオの姿で出現させた。


『サーリ、今回のワンは、分心だからな。完全に、俺自身だ。安心して、ワンとともに行動してくれ。

ワン、握手だ。』


ディオは、ワンと握手して、時が少し流れた。


『わかりました、ディオ。』

これは、分心の時だけの儀式であった。ディオとワンの契約であり、ワンは、ディオと繋がっている限りの

命であることを誓ったものである。


その昔、この術を使う者が、あと一人いたのだが、そのものの分心が其の者から逃げ出したことがあり、

その時から、分心の時は、契約をして、逃げる時は死をもって償うことを、契約という形でワンの心に


埋め込んだのである。

これは、逃げた時のみ、必ず発動するワンの心に埋め込んだ別の心であった。


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