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ラーニンのディオとメラ
ラーニンのディオとメラ
喫茶ラーニンは、異様な空間であったが、ここにいるジェイとアイの二人には、その異様さを気付くことはなかった。
ジェイとアイは、今後のことを、話し合っていた。
二人から離れた席にいるカップルの二人が、自分たちを殺した二人と気付く術を持っていなかった。
ディオとメラは、ここにる者たちの心に、幻を見せ、自分たちの姿を別人に見せ、話をするのも、幻の中である。
『『あの二人が、ジェイとアイか。
いやいや、二人とも緊張感のない顔をしているな。面白くないな。なあ。メラ。』』
『『でも、私たちも、輪廻をしていた最初の頃は、あんな二人だったわ。懐かしいわね。
でも、愛する二人の輪廻の本当の意味を知れば、あんな呑気では、いられない。』』
『『ところで、メラ、ジェイの父親は、会わないといけないな。面白いな、敵か味方か。』』
『『始まりは、サーリに任せておこう。そして、最後は、俺たちで締めることとしよう』』
『『顔も見たし、全部わかったわ。ディオ、もう、行こう。』』
『『そうだな。明日の仕事を考えると、こんなことをしてられないな。
出よう。』』
そして、二人はエレベーターに乗り込み、ドアが閉まると同時に、姿が消えてしまった。




