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あいのかたち
あいのかたち
『アイ、戻ってきたな。最高だ。続けよう。剣を使うぞ。』
壁から剣が飛び出してきた。両刃の剣である。
その剣を、天井から逆さにぶら下がっていたアイが、逆さのまま降りながら、掴んだ。
もう1本、剣が飛び出してきた。その剣は、ジェイが掴んだ。
『アイ、いくぞ!』
ジェイは、剣を背中に隠し、上に飛んだ。そして消えた。
アイの後ろに現れ、背の剣を思いっきり、アイの背中に打ち込んだ。
その剣を、アイはよけて、ジェイの後ろについていた。
そして、アイは、横に剣を振り、胴を切ろうとしたが、また、ジェイは消えた。
ジェイは、剣を背に隠し、アイの前に立っていた。
そのままの状態で、剣を後ろの壁につき放った。
アイも、剣をジェイの後ろの壁に向かって、投げ放った。
ジェイのすぐ横を通って、壁に突き刺さった。
『さあ、来い、アイ。』
『ジェイ!』
ふたりは、戦いの中で、間違いなく、愛を感じあっていた。
前世で、ふたりで、いっしょに、生き抜くために、戦い抜いてきた記憶が、
ふたりが、戦いに幾度となく挑み続けた中で、
お互いの想い合った記憶が、今のふたりの心を、揺り動かしていた。




