サーティ
グループ会社統一名称サーティお披露目総会
ジェイとアイは、着々と、自分らの居場所を、作りつつあった。
なるべく、力を使わず、頭を使っていくことに専念していた。
サーティという名称を三つの会社の統一名称としたことを、
全社員に知らせるための、セレモニーを、トライアングルの社長であるタシに一任し、
そのセレモニーが行われていた。
会場では、各会社の社長の挨拶が終わり、タシ社長が、最後の話し手である会長のふたりを
紹介していた。
「では、みなさんお待ちかねの、新しいグループ名の名付け親でもある新会長のおふたり、
トイ様とエミ様に登場していただきます。
これからの新体制の行き先と、会長が2人という体制の意味等を、話していただきます。」
「ご紹介いただいた、わたしがトイです、。隣にいる女性が、エミです。
わたしの方から、まず話させて、」
『私の方から、話していいかな。ジェイ。』
『オーケイ。』
「いや、エミから、話してもらいます。エミ、頼みます。」
「では、私の方から、話させてもらいます。新会長の片方のエミです。
なぜ、ふたりで会長職をやるのか、それは、わたしたちが、一心同体であるということです。
そう、ふたりでひとり。
トイとわたしは、より長い時間、いっしょに過ごしていたい、ただそれだけのことですから。
わたしとジェイは、愛し合っている。それで、これを決めました。
そういうことなので、あまり考え込まないでください。
わたしのはなしは、ここまで。
いいかな、ジェイ。」
「オーケイ。」




