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秘密 3
秘密 3
「だよな、信じられないよね。
でも、サトルくんは、あの日、事件の日のこと、覚えてるだろう。動けなかったこと。
アイと僕がいた前の世界は、この世界とは違っていてね。
異質な能力を持っている者だけの、世界なんだ。
僕らも、その能力を持って、輪廻してきたんだよ。
ちょっとしたショーを、見せてあげるけど、アイ、やってくれるか。」
「いいわよ。」
アイは、立ち上がって、そのまま、後ろに飛んで、椅子の後ろに立った。
そして、ジェイの後ろに立ち、そこで、、ジェイの頭をなぐった。
しかし、その時、もう、その場所には、ジェイはいなかった。
一瞬で消え去っていたのだ。
どこにいるのか、なにが起きたのか、サトルと、アミには、目の前で起きたことが、
理解できていなかった。
すると、天井から、ジェイが静かに降りてきて、椅子に座ったのだ。
同時に、アイも、静かに飛んで、ジェイの横の椅子に座った。
「なに、これ。姉さん、なんなの、わかんないわ。
「わかったよ、ジェイさん。本当の名前は、ジェイ、なんだ。
そして、エミは、アイさんということですか。」
「あのときは、わたしの方が、殺されるかと思いましたよ。
これでわかりました。
信じがたいが、今のは、普通の人間にはできない。
ところで、なぜ、これだけの秘密を、教えてくれたんですか。」




