続 シーン1
続 シーン1
ワンは、気配がする方へ、剣をかまえた。
そのワンにめがけて、連射されたかなりの数の弾丸が、夜の闇のなかを切り裂いて、向かっていた。
その無数の弾丸は、山肌に激しい音をあげながら、当たっていった。
しかし、ワンは、そのすべての弾を避けていた。
休む間もなく、バズーカの砲弾が、また、ワンめがけて、進んできている。
ワンは、盾を使おうと思い、手を動かそうと思ったのだが、手が動かない。
それに、体のすべてが、凍ってしまったように、動かなくなっていた。
『縛りです、二身を使います。』
と、ディオに伝えた。
それと同時に、砲弾がワンに当たり、この辺りは、爆塵に囲まれ、夜の闇とで、ほとんど見えなかった。
ほとんどバラバラになったはずのワンは、バズーカを飛ばした敵の背後に移動し、
手にした剣を、敵の背中から心臓を突き刺していた。
ワンは、敵の縛りという技で、動かなくなった体を捨てるために、
二身という技で、からだをつくり、動かなくなった体から、抜け出していた。
そして、盾を使って、砲弾を防ぎ、すぐに砲弾を撃った敵のところへ、体を飛ばして行ったのだ。
『二人目終了です。』
『あと一人いるはずだ。この最後のやつは気をつけろ。
それと、こいつは、殺さず、生け捕りにしろ。
そのための作戦だからな。
生けどりのためには、死ぬことも覚悟しろ。』
と、ディオは言った。




