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ラブサーフィン  始の章  作者: エムト
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未確認飛行物体

未確認飛行物体




それは、ジェイが、前世の記憶を、取り戻したその日の夜、ジェイとアイが、こころで話していた、その時であった。


その夜は、空に雲がかかり、月にも雲がかかっていた薄暗い夜であった。

静かな、この空の下では、いろんな営みを済ませた人類が、ほとんどの人が休んでいる。


その雲の上に、、丸い不思議な光沢の、金属みたいな、プラみたいな大きな物体が、しずかに浮かんでいた。


この物体は、この世では、未確認飛行物体と呼ばれるであろうものであり、これは、ほとんどが宇宙から飛来したものと思われている。


しかし、この物体は、地球の、過去であろうと思われる場所、若しくは、次元が違う地球の何処かの場所から、それは、ジェイとアイが居た世界から来ていた。



その浮かんでいる、まるい物体の横に、四角い穴が開き、そこに、ふたりの人間が立っていた。

そのふたりは、下を見ると同時に、その物体から飛び出して、雲間を抜けて、凄いスピードで落ちていった。

しかし、それは、落ちるというより、まるで、飛んでいるようであった。


その姿は、鎧を付けた男と女で、背に、ふたりとも、剣をつけていて、手を広げていた。

鎧以外は、何も、飛ぶための用具らしきものは、付けていなかった。


そして、山の麓に落ちていった二人は、しずかに、地に足をつけた。

なんと、このふたりは、死ぬどころか、ちょっとそこから飛び降りたというような飄々とした顔をしていた。


二人のうち、男のほうが、周りを見回して、何か探しているようであった。

すると、近くに、ボヤーッと光る場所があった。


それを見た男は、側にある大きな木を、難なく引っこ抜いて、光っていた場所に、その大木を突き刺して、そのまま、半分ぐらいまで、突き入れた。


そうすると、山の斜面の暗闇のなかから、大きな穴が現れ、中は少し明るく、そこに、ひとりの背広を着た男が現れた。




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