続 続 ジェイ
「それで、どうしたの?」
これに、ジェイは答えた。
「まずは、会社を作るために、お金をどうにかすることでね。
それで、金融関係のことを学んだんだ。一年みっちりとね。大学までの知識はあったから、
プラスアルファだった。
それで、高校は行かなかったんだ。それから、金融でのお金の増やし方を実践した。
これには、父の側近の人に、かなり、教わったのが、おおきかった。
ギャンブルということも考えたが、どう考えても、当てにならないという結論だったね。
今考えると、正解だったね。」
アイも、相づちを打った。
「そうね、よく覚えてるわ。あのギャンブル城のこと。」
ジェイが後を続けた。
「ああ、あれのおかげで、国を潰されかけたんだからな。あのギャンブル城のやつらは、悪魔だよ。
国民が腐ってしまった。でも、ぼくらが、あれを潰したから、元に戻った。
やつらには、俺たちのチカラ以上の者がいなかったことが、幸いだったよ。」
「まあ、それでね、経済というものの中の金融という部分で、稼いで、自分の金で、ひとつの会社を作って、
あとふたつは、父に作ってもらった。だから、その、あとふたつの会社の株は、 父が持ってるんだ。
それでも、三つとも、ぼくが経営している。
今回、自分と、アイと、前世のことが分かった以上、今まで通りの経営では、足かせになってしまう。
アイ、今後のこと、一緒に考えて行こう。生き残るために、そして、いつ死ぬかわからないからな。
俺たちを殺めたあのふたりが、いつ現れてもおかしくない。
毎日、今を大事にして行こう。」
「そう、ジェイは裕福なのね。ただ逃げるわけには、いかないわね。
会社のこと、真剣に考えないといけないわね。
ところで、それだけ金があると、もてたんじゃない。?
彼女は、いるの。いるんだったら、私の時と同じように、整理して。」




