表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
☀ イストリゲ~ム  作者: 雪*苺
  【 帰宅 】
19/156

帰宅3 車内

 

 克慈と私の関係は、兄妹の延長線みたいなものだと思ってる。

 

 だから、お互いに恋愛感情は無い━━、と思う。

 

 仮に有ったとしても無理だろうな……。

 

 私が克慈を受け入れられないから。

 

 もしかしたら、その逆の方が有り得るかも知れない。


 

惠美

「克ちゃん、も乗せてくれて、ありがとね」

 

克慈

「どうしたの? 拾い食いしてないよね?」

 

惠美

「酷いっ! 拾い食いとかしてないし!! する暇なんか無かったよ!!」

 

克慈

「そう? 低学年まで、カーペットに落ちたご飯粒やお菓子を拾って食べてたでしょ。ああいう癖は、なかな直らないからね」

 

惠美

「ちょっ! 今、それ関係無いでしょ〜! それに良く言われるじゃん、三秒ルールとかって!」

 

克慈

「三秒は余裕に過ぎてたよ」

 

惠美

「克ちゃんは摘まみ食いしてたよ! ちゃんと直ったの?」

 

克慈

「さぁね、俺の事はいいよ」


 

 克慈は本当に珍しいくらい楽しそうに笑う。

 

 克慈の笑った顔、好きなんだよね。

 

 幸裕兄の笑った顔も好きだったな。

 

 笑った顔しか思い出せないよ……。

 

 克慈は自宅(瀬戸瀬家)の車庫に車を停めた。

 

 運転してくれた克慈にお礼を言って、車を降りる。

 

 瀬戸瀬せとせ家の車庫から直ぐ前が、私の自宅(薗野家)だ。

 

 明かりは点いて無いけど、電話したから鍵は掛かっていない筈……だと思いたい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ