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職場3 八崗智司
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「朝っぱら仲がいいな、お前ら」
頭上から声がしたかと思えば、頭を軽く拳で小突かれた。
こんな事をするのは、この部署には一人しか居ない。
同期の同僚、八崗智司だ。
こいつの机は俺の左横にある。
愛
「はよ、八崗。──おい、八崗!
{襟に口紅が付いてるぞ!}」
智司
「は? マジかよ?!
{好愛の奴!!}」
壱可の小声の指摘に焦った八崗は、襟を確認しようと机の上に置いてある鏡に手を伸ばす。
口紅なんてのは付いて無いんだけどな。
愛
「にははははっ、ウッソ〜☆」
智司
「──っ、壱可!
{朝っぱらから寿命の縮む冗談を言うなよ!!}」
愛
「めんご、めんご。
{そんなに慌てるって事は──、八崗タンは彼女と楽しんでからのご出勤かニャ〜?}」
智司
「語尾に『ニャ〜』は止めろ。『八崗タン』もキモい!!
{彼女じゃないから!}」
克慈
「{行き付けの風◯嬢だろ?}」
智司
「{居るけど、違う!}」
愛
「{じゃあ、個人売◯嬢だ! ピンポンだろ☆}」
智司
「『ピンポン』古いな。其処まで堕とすなよ。
{……唯の幼馴染み}」
愛
「唯の──ねぇ? 言わないよな〜」
克慈
「言わないな」
智司
「放っとけ! いいんだよ、彼奴が望んでる関係なんだからさ」




