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葬式13 自宅前
克慈の車が瀬戸瀬家の車庫に入った。
堅智さんを駅前に降ろした後、子洒落た飲食店で夕食を済ませた。
今日はちゃんと家に電話をしたから、家に入るなり、お母さんから怒られる心配は無い──と思う。
そうだ、克慈から要らない段ボールを貰って、私の私物を持って帰らないといけない。
もう、決めた事だから──。
惠美
「克ちゃん、要らない段ボールある?」
克慈
「何に使うの?」
惠美
「有るの,無いの、どっち? ちゃんと教えて」
克慈
「物置の中に入ってると思うけど?」
惠美
「じゃあ、それ、貰ってもいい?」
克慈
「いいけど。どうするの?」
惠美
「内緒☆ 明日、貰うからね」
克慈
「……。玄関に出しとく。じゃあね」
疲れているのか、克慈は車から出ると早々に家の中へ──は入らずに、何時ものように私が家の中に入るまで確り見届けてくれた。
其処まで気にしなくてもいいのにね?




