アドバイス
どうやったら読みやすくかけるのかを考えていますが、答えがわからない今日この頃です。
気がつくと俺は知らない部屋にいた。
「あれ?なんで・・・」
「気がつきましたか?」
横には俺を気絶させた張本人のウズメノミコトが座っていた。
「確か....俺は河原にいたんじゃ?」
「ここは私の部屋ですよ。私がここまで運んであげたんですからね⁉︎重かったんですよ?」
いや、どう考えてもお前が悪いだろう!
そうは思ったが、今後仲間にする事を考えるとあまり事を荒立てない方が良いかと思い、グッと堪えて
「ありがとう」
とお礼を伝えた。
「GOODです!自分に非が無かったとしても、きちんとお礼を言えるのは素晴らしいですね!」
ウズメノミコトは笑顔でそう言ってきた。
その笑顔はどこか憎めず、人を穏やかにさせるような不思議なものだった。
「ところで何で驚かせてきたんだ?俺に何か用でもあるのか?」
「イヤだなぁ、用があるのは貴方達でしょ?
世界を救う為の旅に出ていて、私の力が必要なんでしょ?知ってるよ♪」
まるで初めから全てを知っていたようだった。相変わらず微笑みを浮かべながらそんな事を言ってくる。
「なんで知ってるんだ?」
「鐘の音がなった際に全てを知ったんです。
いや、思い出したと言う方が正確かもしれませんね!」
「鐘の音?」
「そう、鐘の音。あの音を聞いた時に、私がウズメノミコトと呼ばれていた事や、これまでの前世の記憶も全て思い出したんです」
鐘の音といえば、警告音だとフィーネは説明していたな。
その事が関係あるんだろう。
「そんな事よりも、聖光の使い方で躓いてるんでしょ?なら、私がヒントをあげましょう!心して聞くように」
ウズメノミコトは「えへん!」と言うように上から目線でふざけたように言ってきた。
(私が教えてあげようか?)
そういえばそんな事を言っていた。
コツを教えてくれるのだろうか?
「ヒントその①! 聖光はあくまで【光】と言う事を頭に叩き込んでください!」
「...光....?」
それはそうなんだが、どう言う事だ?
と言うよりそんな回りくどいやり方ではなくて、もっと普通に教えてくれないのだろうか?
「ヒントその②! イメージしやすい物をイメージする事!」
イメージしやすい物....
「以上!後は自分で考えてくださいね♪」
「えっ、それだけ⁉︎」
「自分で考えて答えを出すことに意味があるんですよ?」
そう言われると何も言い返せない。
光とイメージか...。
やってるんだけどなぁ。
「ところで...」
ウズメノミコトがおずおずと言葉を口にする。
「そろそろ宿に戻った方が良いんじゃないでしょうか?とりあえず私の家に連れては来ましたが、お連れの方が心配してるんじゃないですかね?」
そう言われて時計を見ると、あれから3時間が経過していた。
もちろんフィーネの事はほっぱらかしたままで。
「うぁ...ヤバい!フィーネに何言われるかたまったもんじゃない!今日は一旦帰るから、また今度教えてくれないか⁉︎」
「構いませんが、今はまだここまでしか言えませんよ?後のことは宿題と言うことにしておきましょうか」
ウズメノミコトは笑いながらそう答えた。
「とりあえず宿までは送りましょう!どうせ道も知らないでしょうから」
「そうしてくれると助かる!」
バタバタしながらウズメノミコトの家を飛び出して、俺たちは宿への道を急ぐ。
幸いなことにあまり離れてはいなかったようで、10分くらい走ったら宿が見えてきた!
どうか怒ってませんように!
いや、怒られませんように!
そんな子供が門限を破ってしまった時に願いそうな事を思いつつ、ロビーに入ると引きつった笑みを浮かべるフィーネがお出迎えしてくれた。
まさかロビーにいるとは思わず、ウズメノミコトもバッチリ見つかってしまった。
「あんまり遅いので心配してたんですよ。まさかウズメノミコトと会っているとは思いもしませんでしたが」
フィーネの言い方に凄い怒気を感じる。
調和の力を持つウズメノミコトならと思い、藁をもすがるような思いで横を見ると、困ったように笑みを浮かべたウズメノミコトがいた。
「いやぁ、日本神話の中では強いこの力も、
流石に天使には通じないんだよね...」
万事休す。誤魔化すための方法も出てこない。
さぁ、どうやってこの状況を切り抜けようかな。
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