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エピローグ しようぜ、野球! 後半
「強、公園はあっちだろ? キャッチボールするだけなのにどこまで行くんだ?」
「うん。ついてきて」
僕はあんちゃんには行く先を黙って青島西グラウンドへ連れて行く。
あんちゃんは僕がお願いをすれば、キャッチボールだけはしてくれる。けど、野球は無理。野球は僕だけのお願いでは聞いてくれない。
姉さんでも、朝乃宮姉さんでも無理。
おじいちゃんかおばあちゃんなら可能性があるけど、きっとしてくれない。
あんちゃんが野球をしたいと言えば、同意してくれるけど、あんちゃんの気持ちを汲んで、言わないと思う。
おじいちゃんとおばあちゃんはいつもあんちゃんの意思を尊重するから。
あんちゃんをその気にさせるには……。
本当は僕一
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
これにて『蔵屋敷強の願い編』は終了です。
次章『兄さんなんて大嫌いです!』の投稿日は2022年5月17日予定です。




