112. 僕の戦い
おじちゃんが背の高い魔族との戦闘を始めた!!
その周りの4匹の魔族たちもおじちゃんに襲い掛かる!
させない!!
ユウキとレパーラが前に飛び出して2匹を相手にする!
後ろからまだ2匹、でっかい亀みたいな魔族がドスドス出てきた!
「うわぁぁぁあああ!」
怖いけど、、僕はでかいほうの魔族の前に飛び出した!
身長2mの僕より、縦も横もでかい!!
「僕があいてだ!!!」
ガギン! ギギン!
硬い!!
両腕の甲羅で受け止めるでかい魔族!
「ウォォォオオオオ!」
ガギギギギン、ギャギン!!
≪ゴアァアッ!!≫
「!! ッ!」
ドッッッッゴォォォオオオンン!!!
魔族の張り手! 僕の剣とぶつかり、空気がはじけ、地面がえぐられる!!
「うわぁぁああ!」
打ち負けた! ふっとばされてゴロゴロ転がる!
でもまだ!!
「ウォォォオオオ!!」
立ち上がってまた斬りかかる!!
フミオさまに襲い掛かった4体の魔族たち、みんなが抑えに入った!
トモナリさんの相手の魔族、この4体の中でも特に強い!
[ トモナリさん!! 『角、な---
「いらない!!」
[ え? ]
「アユミちゃん、ありがとう! でもいらない! 僕は、僕は自分の力で勝たなきゃいけないんだ!!」
[ ……分かりました、でも、無理はしないでください!]
「うん!」
僕は、僕の力で戦えるようにならなきゃダメなんだ!!
いつも、おじちゃんがフォローしてくれた、アユミちゃんが強化してくれた!
でも、、、みんなと一緒に戦いたかったらそれじゃダメなんだ!!
おじちゃんが剣を教えてくれた!
アユミちゃんが強化の方法を教えてくれた!
だから、、僕は戦えるはずなんだ!
剣を両手でしっかり握りしめて腰を落とす!!
「行くよ!! バスターソード!!」
ギュアアアァァァアア!!
剣が! 僕の剣が! 吠えた!!
剣の背にある3つの塊から、赤金の炎が噴き出し、闘気を感じる!
そうか、、僕は、君と話をしたことはなかった、、
君は、僕の魂でできているらしいけど、、君は君だったんだ、
さっきまで余裕ぶっていた亀みたいな魔族も、腰を落として身構えた!
剣と自分がつながるのがわかる!
丸い樽の様な塊に、力がどんどんたまっていくのがわかる!
「行こう! バスターソード! 僕たちであいつをやっつけるんだ!!」
ギュォォオオオオ!!
剣から赤金の炎が噴き出す!!
「勝負だ!! 魔族!!」
≪カカッテコイ!!≫
魔族が拳を構えた!
「うわぁぁああああ!!」
ギュァァアアア!!
≪グオゥ!!!≫
おじちゃんに教えてもらった、剣を立てた『八相の構え』からの『袈裟切り』に全力を込める!
バスターソードも赤金に輝き、炎を噴き出しながら加速する!
魔族は、腕を人間よりでっかくして、ゲンコツを丸い甲羅の様な形に変えてパンチしてきた!
ゲンコツからは黒い気が噴き出している!!
魔族のでっかいゲンコツとぶつかるバスターソード!
ズゴゴゴゴゴォォォオオ!!
空気がはじけ、僕と魔族の間の地面が裂ける!!
「ま、け、るかぁぁぁああああ!!」
ビシッ!
何かがはじける音がした。
「うぅぅうううううううわぁぁああああ!」
ビシッ、バシィッ!
魔族の拳が砕けていく!!
バリバリバリ!!
拳から腕へと斬り進む!!
ズバァァァア!
魔族の右腕が吹き飛んだ!
「はぁっ、はぁっ!」
≪……ミゴトダ、センシヨ、、≫
右肩からチリになって消えていく魔族、、
勝った! バスターソードと僕で!!
勝ったんだ!!




