2章2A 出逢っちゃった⭐︎
で、その日の放課後、私は言われるがまま頭破中学校に行った。生天目とやらに会うためだ。
校内に入ると、例のユウレイが出てきて、
「ぁ、ぁ、また、ぃらしやつた、の、で、す、ね」
と、文字をいっぱい使い、地球に優しくなく喋る。
地球に優しくないので、私はユウレイの口を塞ごうとするが、ユウレイなのですり抜けてしまう。
そこで私はカバンの中から秘密兵器を取り出した。
てれれれってれー「塩ー」
するとユウレイもカバンの中から何かを取り出した。
て、れれ、れ、れ、って、れー「味の素ー」
……ま、まずい、塩と味の素ではこちらが圧倒的に不利だ!
ここはとりあえず、
退散!!
私は一目散に逃げて(昨日から逃げてばっかりな気がする)、科学室の前まで来た。
ドア(があったところ)から科学室内に入ると、生天目が座っていた。
彼女が座っている、科学室特有の背もたれの無い椅子の前には、科学室特有の大きな黒い机があり、その上にはお菓子や飲み物が所狭しと並んでいる。
天井からは万国旗や電飾、シャンデリアなどがぶら下がっており、カオスだ。
私が入り口付近で呆然としていると、生天目がこちらに気づいたらしく、クラッカーを鳴らしてこちらに駆け寄って来た。
「来てくれたんだね!さささささ、こっちに来て来て」
私は彼女に背中を押されて、「本日の主役!!」と書かれたタスキをつけさせられて、彼女の前の席に座らせられた。
〈続〉




