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1章6A go to アジト
で、ミク率いる僕達一行は、上級幹部生についていって、国道沿いを歩いている。
あ、そうそう、毎回上級幹部生って書くのも疲れるから、名前を聞いたら、鈴木とか言うそうだ。
「鈴木ぃー」
気だるそうにミクが言う。
「いつになったらアジトに着くんだよー。もう3時間くらい歩いてるよー。それにアジトへの道ってもっと山道とかそんな感じでしょー。ずっと国道沿いを歩いているのはなぜだよー。答えろよー。嘘の道教えてるのかー?」
「もうすぐ着くから。もうすぐ着くから」
「またそれ?もう3時間くらいそれしか言ってないじゃん」
一見すると、鈴木が悪そうだが、3時間前から駄々こねてるミクもミクだ。
というか、案内されてるのに駄々こねるか?
まあ、相手も悪の組織だけども……
で、それから10分後くらいに、ほんとにアジトについた。
国道沿いに、ピカピカの電飾をつけて、でかでかとした文字で、きらびやかに「ムカデ軍のアジト」と書いてあった。
ー言葉を失った。
なぜこれでアジトが今まで見つからなかったのか謎だ。
いや、これは罠か?
よく考えたら相手は巨額の懸賞金をかけられている悪の組織だぞ。
「中へどうぞ」
鈴木が言う。
その顔に笑みがあったのを僕は見逃さない。
〈続〉




