表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
科学室爆発事件簿  作者: 春日春
第1章 ムカムカムカデ
15/35

1章4A リスタート

 ムカデ軍騒動?から一日。

 

 今日も旧科学室に入った。

 するとミクがつばの広い帽子を深々とかぶって、何やらペンを立てようとしている。

 

 そっか、ムカデ軍がいなかったことがそんなにもショックだったのか。

 僕は先輩らしく、ミクの隣の席にそっと座ってから

「大丈夫。そんな落ち込まなくてもきっと明るい明日が待ってるから」

「………」

「ほら、10円あげるから」

「………」

「なんだ、10円では足りないのか。じゃあ優しい優しい先輩が、特別に20円あげよう」

「……さい」

「ん?」

「うるさい!やかましい!今、ムカデ軍の新アジトを特定しようとしていたのにー!」

「なな、なんだってぇー」

「あと、20円はありがたく貰っておきます」

「ななななな、なんだってぇー」


 ミクいわく、あのペンはすごいペンらしい。すごいらしい。今風に言うと「やばい」

 ※作者の語彙が死んでいますが、それは今始まったことではありません。


「そう!このペンが凄すぎて、爆破予告が来たくらい」


 そう言いながらミクは、真っ黒い紙を見せた。

 そこには真っ赤な字で『今日の午後5時に爆弾を投下する。フハハハハハハ。ふぁっ!笑いすぎて顎が外れた!誰かー助けてー byムカデ軍』

 と書いてあった。


 いやー。ムカデ軍もこんな間の抜けた手紙を出すんだー。面白い。


 いや待て。面白がってる場合じゃない。

 これが本当なら、大変だ!

 それに今は午後4時58分。あと2分で5時だ。


 ミクぅーなんでもっと早く教えてくれなかったんだよー。

 あの茶番をやってる時間で、十分逃げられたはずだ。

           〈続〉

          

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ