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調和と大地の迷宮  作者: 旅燕
シプレ編

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56/60

足掻く

 イリオスとカルスが別れてから数日。

 今日もアルモニアの日常は続いている。

 朝起きて、ニバンボシで朝食を摂る。

 冒険者ギルドに向かい、依頼を取り、ダンジョンへ向かう。

 夕食の後は一日の総括を行い、帳簿を閉じて、眠りにつく。

 シプレの街は今日もいつも通りであった。

 街にとっては。



 夕食前の時間。

 ディーンは部屋で一人、頭を掻く。

 そこに響くノックの音。


「どうぞ」


 入ってきたのはコミティスだった。浮かない表情だが、それでも一応聞く。


「どうだった?」

「ダメ」


 そう言ってコミティスは横線だらけのリストをディーンに渡す。


「どこも似たような反応だね。私が入ると、みんな目をそらすの」


 ふうと息を吐いて、コミティスが首を振る。


「そうだな……こっちもだ」


 ディーンとコミティスは、二人揃って難しい顔をする。しかしすぐに首を振ると、ディーンは提案をする。


「明日は違う地区に行ってみよう」

「うん」


 一人ではない。

 それだけで、まだ頑張れる気がした。

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