↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もう一度妻をおとすレシピ 第11冊  作者: 奄美剣星(狼皮のスイーツマン)
読書感想文
PR
36/100

読書/太宰治『グッドバイ』

挿絵(By みてみん)

挿図/(C)奄美「ロリ神降臨レクイエム♬ 青き衣を着たりて♬」



 編集者・田島周二の裏稼業は闇商売。金回りも良く、インテリ系の色男でもあり、大勢の愛人を抱えていた。そんな折、世話になった作家が亡くなって葬儀があった。帰りがけ、故人の作家仲間の老文士と男同士のアイアイ傘となり、説教をされる。故人は田島によく似たタイプの人物で、よほどロクな死に方をしなかたようだ。

 老文士は、身辺整理をして結婚したらどうだと諭すのだが、田島が愛人とどのように別れるかグダグダしていると、文士は、ならば絶世の美女を連れて、愛人宅を歴訪すれば、案外すんなりとと別れてくれるだろうと提案した。

 ――堅気になる! 真に受けた田島は、愛人たちとスマートに別れるため、がさつだが絶世の美女である闇市仲間ケイ子を嫁に仕立てて、愛人宅を巡るオデッセイ。痛いギャクが炸裂する。絶筆未完。


  ノート20211118


 二十世紀最大の傑作としてよく取りざたされる、ブルーストの『失われた時を求めて』と、ジョイスの『ユリシーズ』があるが、太宰の『グッドバイ』は、女性関係のいざこざから首都を放浪するする点で、後者にちょっと似たニュアンスがある。オマージュなのかもしれない。


  追記20231030

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。