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もう一度妻をおとすレシピ 第11冊  作者: 奄美剣星(狼皮のスイーツマン)
読書感想文
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33/100

読書/レイモンド・ボンド編 『毒薬ミステリ傑作選』

序論が編者の毒薬論、以下12作品が続く。アンソロジー。所収作品にはクリスティーの短編最高傑作と言われる「事故」がある。引退した警部が、毒殺マニアの美魔女のトリックを暴くのだが、逆にはめられて殺されてしまうというシニカルな物語である。ツイート20211013


戦前までの毒薬ミステリというと、『Xの悲劇』に出てくる濃縮ニコチンみたいに、ファンタジー毒薬があったり、けっこういい加減な効能が綴られている。その点、「キプロスの蜂」「夾竹桃」で紹介されている事故エピソードは現在でも報道されるところで、当時の作品としては、かなりリアルで、逸品だと思う。


目次

ドロシー・L・セイヤーズ「疑惑」

アントニー・ウイン「キプロスの蜂」

E・C・ベントリー「利口なおうむ」

アントニイ・バークリー「偶然の審判」

ミリアム・アレン・デフォード「夾竹桃」

ラドヤード・キップリング「ラインゲルダーとドイツの旗」

フィリス・ボットム「リキュール・グラス」

アーヴィン・S・コブ「大都会の一挿話」

アガサ・クリスティ「事故」

R・オースチン・フリーマン「バーナビイ事件」

ナザニエル・ホーソーン「ラパチーニの娘」

G・K・チェスタトン「手早いやつ」


          ノート20211015

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