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第5話 VS論争に終わりなし

世の中には様々な対立や論争がある。


持ち家 VS(バーサス) 賃貸

既婚 VS 独身

大企業 VS 中小企業

ブルーカラー VS ホワイトカラー


果ては

男 VS 女まで...。

いや、女 VS 男と書かないと新たな火種が出るご時世。


それぞれの立場で意見を主張するだけならまだしも、

対立または相対する人を否定したりマウント取りが

高い確率で始まる事が多い。


承認要求なのかブログやSNSでVSネタ(ちょっかい)を出し、

大したことない経験や知識をひけらかし賛同する者と悦に入る。

ただの同じ穴の狢の集まりだとも気付かずに...。



52年生きてきた私が出したVS論争の結論は

「不毛かつ終わりなし」です。



持ち家 VS 賃貸の場合、

家を買いたいが転勤が多く今は賃貸にせざるを得ないと

いう人がいました。


既婚 VS 独身の場合、

私はある時、職場の既婚男性にこう言われた事があります。

「いい年こいて結婚できない奴は人間的におかしいからだ!

 お前のようなのがいるからこの職場は良くならないんだ!!」

と。


とんでもない偏見かつ後半は論点のすり替えです。

私が30歳の頃なら反論し、食って掛かっていたかもしれません。

当時50歳になったばかりの私は無視しました。

話の始まりがこの既婚男性が職場で起こした問題の調査だったから。

はなから論点どころか話自体をすり替えようとしているのが

見え見えだからです。


(あえて独身を選んでいる人だって世の中にはいるという視点が

抜けている時点でお察しですが)


上記のような気違いの脅し程度のものならまだいいのですが、

本音は逆なのにビジネスや社会的保身の為に嘘をついているものは

悪質で気を付けないといけない。世知辛い世の中だ。


”大幅な金利上昇で不動産が負動産に”

”AIに仕事を奪われないブルーカラーに注目”


負動産にしたくなければローンを組まず現金で買えばいいわけだし、

ブルーカラーでも単純作業ならAIやロボットに奪われるでしょう。


こう書くと大抵、

「日本の不動産自体がローン前提の価格設定なのに、これだから

 賃貸の連中はわかっていない」

やら

「AIに物が作れるのか?工具を持った事もない人にブルーカラーの

 何がわかるのか」

という論点がすり替わった意見や反論が出てくる。

肝心の金利やAIの議論はされずに

持ち家 VS 賃貸やブルーカラー VS ホワイトカラーの図式に

なっていく...。

テレビやネットに溢れている、よくあるパターンの出来上がり。



私は両方の意見を聞き、中立の立場で考え適時判断を重ねていく

事が大切だと考えます。そこに優劣は存在しない。


現実は周りの人の多くがどちらかに偏り主張や否定をしている。

0か1かや丁半、白か黒かで意地でも答えを出そうとする。

途中で考えが変わってしまった時、どうしようとか考えないのだろうか。


今は世界的にVSさせる必要の無い事象を無理やり論争させて

いる雰囲気すらあるから、私の書いている中立という内容自体に

『?』な人がいるかもしれない。



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