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4話 キンタ 上 1
僕は立ち上がった。
後ろを振り替えると雄一郎君が道を開けるように机を挟んだコタツの前を『どうぞ』と言うように退き、コタツの副官宜しく張りに落ち着いている。
「コタツちょっと言いかな?」
僕はコタツの前に行き相手に分かりにくく小さな深呼吸をして話しかける。
何故深呼吸をしているのかと言うと下手に言うと言い負かされるし、一方的に犯人と決めつけるのは良くないことだし、過去同じことを(この時は別の人で冤罪にして恥かいた)した事がある。
その時はコタツに後始末をしてもらいメッチャ怒られた。
それ以降、目の前の事の確証と確認が成されてないときは冷静に話すようにしてる。
先ほどの質問である。
「なに黙ってるのよ!? 私あんたがキンタ君蹴った所見たんだからね?」
「「「そうよ。そうよ!」」」
僕ではなく一緒に着いてきた女の子達が増援の如くコタツを詰問する。
僕は女の子達が着いてきたこともだがここで口を挟んできた女の子達に『ありがとう』何て気持ちは思わない。
気持ちは『げっ!! 何て事を…』この後の親友の怒り具合を想像するのが怖い。
そっと女の子達から視線をコタツに向けると絶対零度の熱の籠らぬ瞳で女の子達を見たあと、ギロリと僕を見る視線に恐怖を覚える。




