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ジャマイカ島



その組織で花を選び愛人を作った折姫の父は命しらずだ。


 俺は夕食を済ませメカケに帰ったが、アスカが俺の帰りを待っていた。

アスカは「どうして私を新築祝いに誘わないのよ」とお怒りだった。

「気が付かなかったよ、ごめん」「今度から誘いなさいよ」「はい」 

サンは「カミブー気を付けないと、アスカがうちの母親みたいに鬼になるチョン」

「サンの母親は最初は鬼では無かったのか?」

「当たり前だチョン。鬼嫁は夫が作り出すのよ」

俺は<鬼嫁は確かに存在するが…>「サンの母親は今どこにいる?」

「父ちゃんの家だよ」「天帝の家に折姫さんの母と一緒に住んでいるのか?」

サンは「カミブーは勘違いしてるだチョン。姉と私が違う母から生まれたと思ったね?」

俺は「腹違いならそうだろ?」

「腹違いというのは、鬼嫁になって角が生えた子供が出来るとそう呼ぶの

夫への不満が腹に溜まって、それが子供の角になると言われているのね」


 モンペは『あなた、混乱していますね。昔の日本にも同じことが起きていたのよ。

花嫁衣裳の角隠しがあるでしょ。実際に角が生えた人がいなかったら

出来るはずの無い衣装でしょ?』

俺は『確かに、嫁に出すのに角が無いのにありますよ。と宣伝するのはマイナスだ

これから角が生えますでは婚礼衣装に角隠しはいらないな』

モンペは『静様はサンに角があるのは、才能の頭角だと考えて調べています』

『俺も何かサンには才能を感じる』


 俺は「サン、スーさんはサンが鬼で美人だらか、愛人の子だと思っているぞ

スーさんに明日、二人で天帝のために説明にいくぞ」

サンは「母さんの状況は家と生活費を貰っているから愛人と同じだチョン」

「あぁ、愛人で思い出したよ。カミブーが私を愛人にしようと思っていたでチョン」

俺は慌てた「待てサン、それは誤解だ竜宮城と乙姫はセットだからな。勘違いだ」

アスカは「あなた、ちょっとお話があります」俺はアスカの部屋に連れていかれた。

俺は、じいちゃんのせいでアスカに散々説教されることになった。

それは過去にじいちゃんが、乙姫を愛人にするために竜宮城を与えたからだ。

<その事実を絵本に入れて欲しかったよ>


 俺は翌日アスカとサンを連れてスーさん邸にきた。

スーさんは「友広君いいところに来てくれた。もう一軒家を建てて欲しいのだよ」

「いいですが、誰の家ですか?」

「天帝夫婦の家だよ。石造りで窓に鉄格子と玄関のドアも鉄製でお願いするよ」

スーさんの説明は、天帝が朝、マグロフグゾウを釣ったときの心の会話を

奥さんに聞かせた。それで奥さんは天帝を捕まえに来たが、

スーさんは「それでは、奥さんまた逃げますよ。

ここで一緒に住んでみたらどうでしょうかねぇ、娘さんも側に住んでいますから

どうですか?私が牢獄のような家をプレゼントしますよ」ということになったのだ。


 俺は「牢獄のような家で奥さんは大丈夫ですか?」

スーさんは「まぁ、一度住んでみて奥さんの気にいるように、

面倒でなければ改築してくれると有り難いですねぇ。

天帝の奥さんはフグ釣りの逸材だから是非欲しい人材だよ」

俺は注文通りの牢獄のような家を作った。


 スーさんは天帝夫婦を連れて来たが、天帝は「許してください何でもします」

奥さんは「では、何でもしてもらいますね、あなた一緒に石造りの立派な邸宅で

住んいただきますよ。いらっしゃい」と連れていかれた。

スーさんは「友広君、彦ちゃんに上げた玉はまだありますか?」

「ありますよ」「少しください」

スーさんは鍵とセイウチの玉をもって牢獄邸へ行った。

戻ってきたスーさんは「夫婦の仲直りには有効な手段ですからねぇ」


 俺たちはスーさんの家で昼食を食べることになった。

食事中にスーさんは、天帝の奥さんがフグを釣ったときの

心の会話を聞かせてくれた。

フグゾウは「ウッフッグ~、ずいぶんとお悩みのご様子でギョざりますね~」

奥さんは「主人に捨てられそうなのです。どうしたらいいかしら?」

フグゾウは「ウッフッグ~、本当でござりますねぇ、絆が傷んでいますよぉ~。

切った方がよろしいですね、私が切って差し上げましょう」

奥さんは「切らないで~、どうか切らないでくださいませ。お願い」

「ウッフッグ~、それ!切りましたよぉ~、あれ、切れていませんねぇ、

どうして、あぁ~やめて、この糸は絆ではありませんね~絆詐欺だ~」

奥さんは「バカなフグが掛かったわね~、食べて差し上げましょう。

ア~ハッハッハッハ~、夫と同じように料理してあげますわよ、さ~覚悟なさい」

フグゾウは「許してください。痛い、見逃してください。私には毒がありますよぉ」

「毒ですって、片腹痛いぐらいにしか感じませんわよ、

さっさとこっちにきなさい。私がどんな女だか心が読めるのでしょ~」

フグゾウは「ギョ~鬼~許して怖い死ぬ~」

スーさんはここから先が面白いらしいが、奥さんの名誉のために止めた。


 サンは「お母さんらしいチョン」スーさんは「この後、奥さんはだねぇ

フグ釣りはストレス解消に最高だと言い出して

折姫の家に住むつもりになっしまってねぇ、それでは彦さんが可哀相ですからね

まぁ、私もサンちゃんが愛人の子供と勘違いをいたしましたからねぇ。

家をあげたくなったんだよぉ。サンちゃんは美人だからねぇ、勘違いしますよ普通」


 俺は「スーさん、これからジャマイカ島に行こうと思うけど、

あの島は上空からしか、まだ見ていないのだけど、なんだか不自然なんですよ

行ったことありますか?」

スーさんは「イカを捕りに行ったけど、あの島はおそらく兄さんが作った島だよ

たぶんねぇ、兄さんが四千年前に拠点にした島だとしたら浮島ですね。

つい先日『ワシの島はどこに流れてしまったかのぉ』と言っていましたからねぇ」

俺は「じいちゃんに詳細を聞いた方がいいですね?」「そうですねぇ」


 アスカとサンに釣りをさせて俺はメカケに帰り、じいちゃんに話を聞いた。

じいちゃんは「あの島は三つに別れておってのぉ、いいかここからが大事じゃ。

ボルトで繋いであるのじゃ」「じいちゃんギャグはもういいよ」

「ギャグじゃないぞ。あの島はどこにあるんじゃ、見せてやるわい」


 二人でジャマイカ島に転移した。じいちゃんは

「この島にワシの作った魔素カイコは、まだ生きておるかのぉ」

俺は「やはりカイコはじいちゃんが作り出したのか、

カイコガは半年くらい生きるように出来なかったのか?」

じいちゃんは「まだまだじゃのぉ、可愛くて短命だからからいいんじゃ」

俺は「生物を作り出していいのか?」「ワシは創世神だからのぉ、

この世界のためになる物なら大丈夫じゃ。将来的にのぉ、

悪影響が出ないように研究しての、作り出すんじゃ。

誰かさんみたいに簡単に作ったりはしないからのぉ。大根とか白菜みたいにのぉ

大根と白菜は、この島に植えて影響を調べるんじゃぞ」「知ってたのか」


 じいちゃんに付いて行くと宮殿のような建物があった。

じいちゃんは「ワシの拠点パッキンゴム宮殿じゃ、一度宮殿に住みたかたのじゃ。

じゃがのぉ、一人で住むものではないぞ。トイレのゴム子さんが出る」と笑った。

俺は「スーさんに昨日のことを聞いたか見ていたね?」「バレたかつまらんのぉ」

俺は「アスカとサンを連れて来るから、少し待って」

「それはいいのぉ、男同士じゃ色気がないのぉ」


 アスカとサンを連れて見学を再開した地上は装飾のない

天井の高い部屋。地下に移動して見た事のある台詞の看板がドアの上にあった。

『神界、己の名を申せ』と書かれた看板だ。<映画のギャグでは無かったのか>

俺は「このドアは神界ビーチに繋がっているよね?」

アスカも気が付いて「あ~、あのドアここに繋がっていましたのね」

じいちゃんは「ワシが昔使った移動ようじゃ。楽でいいじゃろうが」

それで「声紋認証でじいちゃんの他に、ポセイドンと誰がここに来れたの?」

「そうか、あのバカはここを使っておったんじゃな」「セキュリティー甘すぎだよ」

アスカはドアに向かって「開けゴマ」ドアが開いた。

俺は「じいちゃん、これはなんだよ」「忘れると悪いからのぉ」

『モンペ、大至急ドアのセキュリティーをモンペの管理になるようにしてくれ』

『分かったわ。でも笑えますね開けゴマですか、アラ仁ドンでも気付きますね』

俺は『神界ビーチのドアに「開けゴマ」と話しかけた神が他にいたか?調べてくれ』

俺は「ここで、頭の良い鳥と人の心を読む魚の研究はしてないよね?」

「あぁ~」と言い、じいちゃんは急に駆け出した。俺たちは後を追った。


 研究室と一目で分かる場所でじいちゃんは

「ギャグネタ鳥の遺伝子容器がないのぉ、ワシの口先ウケ狙い鳥が…」

じいちゃんはノートを見付け「ワシの字じゃないぞ。

まさかのぉ、あのバカが出来ないわのぉ」と言い、黙った。

このときはじいちゃんは何も語ることはなかったが、

研究所にあった物をすべて倉庫に入れ神々が調べた結果

ポセイドンは女心を読む研究をしていて、魚を使って実験していたらしいのだ。

じいちゃんの口先ウケ狙い鳥は、この惑星の管理が楽になるからだと言っていたが

「おもしろみがないとのぉ、つまらんじゃろ?」と本音が出た。

俺は「今度口先ウケ狙い鳥に会わせて上げるよ」「ワシの研究は成功したんじゃ

それでその鳥は面白いのかのぉ?」「面白いよ」「そうじゃろうのぉ」

俺は「じいちゃん、カイコもバカドンの服に卵が付いて出たのか西領にいるぞ」

「それは良かったのぉ、この世界に将来化学繊維は無いからのぉ」

そして大きなボルトは本当に存在していた。

この浮き島の名は創世時代島で「ソーセイジじゃ、いい味のある名じゃろ?」

じいちゃんは自慢げに教えてくれた。


 このあとじいちゃんが口先ウケ狙い鳥に一目会いたいと言い出し

タコ社長に会わせた。<年寄りは待てないからなぁ、教えなければよかったよ>

俺は「タコ社長、俺の祖父だよ」

タコ社長は「それはようこそいらしゃいました、お神の奥さんは女将さん

いらっしゃいませ、何名様ですか?」

タコ社長がギャグを出した。じいちゃんは大喜びして「大成功じゃのぉ」

俺は「タコ社長のギャグとか初めて聞いたぞ」

「い~や、この方の前だと何だかギャグを出さないと、失礼だと思いましてねぇ」

じいちゃんは「ワシはお前さんらを作った神じゃからのぉ」

タコ社長は「それは失礼いたしました、どうぞ神座の方へ」社長の場所を譲った。

俺は「アスカたちがいるから、先に戻るよ」ソーセイジ島に戻った。

じいちゃんは30分後戻ってきて「タコ社長は素晴らしい出来じゃ。

大した社長じゃ、今度神の宴会に社長代表で呼ぶかのぉ」


 アスカは「今日は楽しかったわ。やはり外はいいわね」

俺は「向こうの丘でテントを張ってキャンプでもしたらいいよね?」

じいちゃんは大乗り気で「そうじゃ、みんなで今日はキャンプじゃ」

メカケの仲間・スーさん・ツネさん・彦さん夫婦・天帝は奥さんだけ参加で

キャンプをした。<アスカが喜んでくれて良かった>

この島には魔獣と人・鳥さえも入ってこれないらしい。

じいちゃんは「ワシがここで寝ている間に殺されて、

創生神一度ここで死すとかのぉ、墓が立っても洒落にならんしのぉ~」

俺は「この島を三つに分けて、その島の一つにこの世界の住民を連れて来て

農業神と商業神を見せると、農業と数を理解出来るようになるのではないかな?」

スーさんは「焦る必要はないけどねぇ、お金は使えるようになった方がいいねぇ」

じいちゃんは「この島で会わせなくとものぉ、バスの中で会わせれば

いいじゃろうが、ここは神のウインナーランドを作って遊ぶんじゃ。

アスカも喜ぶぞ」俺は「デートも出来るしいいね。竜宮城よりいいよ」

ばあちゃんは向こうでツネさんと大笑いした。

俺は「じいちゃん、サンに竜宮城作ってやると言って酷いめにあったぞ」

このあとバーベキューをしてテントに寝ると思うと

<異世界に来た冒険者になれた>嬉しかった。


 スーさんは、ばあちゃんのところに行き

「サンは私の実の姉に良く似て他人に思えないのですがねぇ。

それと創世家に付く女で友広君の嫁になるのではないのでしょうかねぇ?」

「スサさんあなたも気付きましたか、この島を見ておじいさんが作りだしたのでは

と思いますが、それ以外だとあなたのお姉さんになります。慎重に調べてみますよ。


 俺とアスカは同じテントで寝ることになったがサンも一緒で、

俺だけが美女に挟まれて眠れないキャンプになった。

<普通サンはアスカの向こうだよな>





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