42 私の体はどうなっている?
息子は普通に出社したけど、私はお休みなので家でゆっくりすることにした。
10:00頃病院で会計した以外、出掛けていない。
14:00頃、眠くはないけど寝てみた。
気がつくと、ルーの屋敷の自分の部屋のベッドの上だった。
部屋から出てマーサを探した。
「リリーちゃん!!!」
ミューに会った。
どうやら私は帰ったと説明されたらしく、又会えたことに驚いたそうだ。
誰かが知らせてくれたのか、マーサが飛んで来た。
「リリー様!」
私はマーサに聞きたいことがあったのだ。
毎日は来ない私はどうなったのかと。
結果、たち消えるように消えるそうだ。
そうか、眠り続ける訳じゃないなら安心だ。
「リリーちゃんあそべないの?」
ミューが小声でエリーに聞いていた。
「どうでしょう?聞いておきますので、とりあえずお部屋に戻りましょう」
「私は大丈夫ですよ。17:00頃まで時間あります」
予定があるといけないと思いマーサに小声で答えておいた。
「エリー!待って!」
マーサが呼び止めてくれた。
無事、ミューと遊ぶことになった。
「今日は何をしましょう?」
「おりがみ!」
「はい。ミューちゃんのお部屋で良いですか?」
「うん!」
ミューの部屋に行くと、後から作ったのか、やじろべーとミニツリーが増えていた。
エリーが折り紙を持ってきてくれた。
すでに正方形に切ってある紙だ。
「すでに切ってある。凄い」
「ふふ、頑張りました!」
「エリーおねえさんと、マーサおねえさんと、ヨーコおねえさんがつくってくれたの!」
「実は、屋敷中の者が頑張りました」
マーサが小声で教えてくれた。
元の紙が広告や、新聞紙や、包装紙のほかに、要らなくなったであろう書類のようなものまで有った。
だ、大丈夫なんだろうか?
私には英字新聞風包装紙と変わらないけどね。読めないし。
気を取り直して。
「どんなものを作りましょうか?」
「かっこいいかざり!」
「かざり・・・メダルやワッペンや薬玉を作りましょうか?」
「それ、ペンダントになる?」
「はい。なりますよ」
「それつくるー!」
今回は難しい手順もないので作りながら説明した。
おそらく、週1回程度しか来られないことや、用事が終わったらすぐに帰ることを。
薬玉用に折った紙を組んで見せると歓声が上がった。
「わー!ひとつになった!」
「凄い、組むと玉になるのですね」
「立方体も作れます・・・こんな感じに」
「賽ですね」
「サイデス?あ、サイコロの賽、そうですね」
急に関西弁かと思った。そんなアホな。
「飾るにはどうしたら良いですか?」
「紐かリボンなどを用意していただけると、」
「あります!」
「用意が良いですね」
作ったメダルにリボンを貼り付けた。
「こんな感じでリボンを貼り付けメダルの完成です。薬玉は組んでいる途中に紐を挟み込みます」
ミューは、できたかざりを壁にかざりだした。
掃除の人ご免なさいである。
まだ17:00前ではあるが、お暇した。
キッチンに行き、料理長にも謝った。
残念がってくれたが、仕方ないとも言ってくれた。
部屋に戻り、マーサに感謝とお願いをした。
「マーサさん、色々本当にありがとうございます。これからは一週間、えーと、7日に1回位しか来られないとは思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします。」
マーサは少し笑いながら、
「一週間は7日で同じです。いついらしても良いようにしておきます」
「ありがとう・・・ではおやすみなさい」
「はい。お休みなさいませ」
ベッドに横になるなり意識がなくなった。




