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美少女の見る夢は ~夢の中で幼女と遊ぶだけの簡単なお仕事~  作者: 葉山麻代


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31 息子と外食

クイズ番組を見ていると息子が返ってきた。


「ただいまー」

「おかえりなさい」

「何食べたい?」

「秀明が食べたい物が有るんじゃないの?」

「ラーメンで良い?」

「良いよー」

「じゃあ出掛けよう」


美味しいラーメンやさんがあるらしい。

息子が運転する車に乗った。


「シートベルトした?」

「はいOK!」


「そういえば、今日何で早退したの?」

「明日休日出勤だから早く上がらせてくれたの」

「へぇ」


車の助手席は久しぶりだなぁ。と考えていると


「仕事忙しいの?」

「明日はイベントで幼稚園に出張で、お給料3倍!!!」

「何それ?」

「他にやる人いなくて課長さんに頼まれたの」

「ふぅーん。そうなんだ、頑張って」

「うん!もちろん!」


話しているうちにラーメンやに着いたらしく、駐車場に車を止めた。


「ここだよ」

「お店の外まで良い匂いだねー」


息子はにこにこしながら案内してくれた。

そうとうお気に入りの店なのかもしれない。


「背脂豚骨?」


看板にかいてある。


「あっさりのもあるから大丈夫」

「そうなんだ」


良かった。あんまりくどくどは若くないのでちょっと(つら)い。


店に入ると満員状態だった。

店員は店内を見回すと、


「2名様ですか?ちょっとお待ちください」


「何がお勧めなの?」

「太麺の豚骨醤油ラーメンか、細麺のとんこつラーメンかな」

「じゃあ、細麺!」

「わかった」


「お席にどうぞ、2名様入りまーす!」


元気な店員が席に案内してくれた。


私のラーメンが先に来たので先にいただくことにした。待っていたら伸びちゃうものね。


「いただきます」


スープを一口飲んでみる。

あれ?思ったよりあっさりしてる?

そう思ったのに飲み込んだ喉の奥の方から濃厚な風味を感じた。


「美味しい」

「良かった。後で俺のも味見する?」

「うーん、どうしようかな」


細麺と、小葱と、細切り木耳(きくらげ)、がスープにからまって、とても美味しい。


チャーシューが2種類入っているようで、こってりなバラ肉と、さっぱりのロース肉のようだ。


息子のラーメンが来た。



ほうれん草とメンマが乗っているようで、チャーシューは一緒らしい。


一気に食べ終わり、息子はスープまで飲み干した。

私はスープは残してしまった。


「ごちそうさま」

「ごちそうさまー」


店を出て車に乗った。


えーと明日は幼稚園にお手伝いに、の前に、あっちの世界でミューちゃんと工作の予定で。

頭の中で考えていると息子に話しかけられた。


「そういえば、夢の世界って、楽しいの?」

「???・・・楽しいかどうか?って言うなら、楽しいよ。基本遊んでるだけだし、10歳らしいし」

「はあ?10歳って何?」

「そこでは私は10歳位の美少女で、3歳の可愛くて利発な幼女と遊んで美味しいごはん食べているだけだし」

「なんじゃそりゃ。設定盛りすぎじゃね?」

「あ、うん、自分でもそう思うよ」

「・・・楽しいなら、ま、良いか」


何を納得したのかわからないけど納得したらしい。


家に着き、冷蔵庫のおやつを漁り、息子は部屋へ戻っていった。その時、私の夢日記も持っていった。

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