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美少女の見る夢は ~夢の中で幼女と遊ぶだけの簡単なお仕事~  作者: 葉山麻代


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13 おやつタイム

エリーが扉を開けると、マーサがおかえりなさいと出迎えてくれた。


「マーサおねえさんがおかえりしてくれた!」


うん。確かにちょっと面白かった。

ミュー的に、あまり見ない光景なのかもしれない。


マーサはミューを沢山労いお礼を言っていた。


部屋にはすっかりおやつの用意があり、私の為にお茶も準備したようだった。


ミューがミルクならミルクでも良かったのだけど、わざわざお茶を用意してくれた心遣いが嬉しい。


アップルパイはホールのままで、好きな大きさに切り分けて食べるらしい。


波刃のスライサーを持ってアップルパイの前でマーサが聞いてきた。


「何時が良いですか?」


なんじ?って何?

私がキョトンとして居ると、


「3時!」


ミューが答え、エリーも頷いた。


あー、3時って4分の1?

8分の1なら1時半?


ここの聞き方なのか、幼児への聞き方なのか、ちょっと感心した。


というか、ミューは4分の1も食べられるの?

目算で7号サイズなんだけど。(7号は直径21cm)


私は一人驚愕していた。


「リリー様はどうされますか?」

「わ、私は8分の1くらいが・・・」

「ふふ、大丈夫です。私もそれくらいです」


マーサはアップルパイを8当分して1つずつ皿にのせた。


「食べやすい大きさにしましたけど、まだありますからね」


そう言って笑った。

四人とも席につき、ミルク1つとお茶を3つそろえ、


「いただきます」

「いただます!」


ニコッと笑い食べ始めた。


シナモンの香りとリンゴの甘味と酸味、バター香るサクっとしたパイ。

焼きたてでまだ温かいアップルパイはとても美味しかった。

ミューとエリーが4分の1と言ったのも頷ける。


私がまだ半分も食べ終わらないうちにエリーはおかわりを取りに行った。


「エリーおねえさんはやい!」

「いっぱいありますからゆっくり召し上がってください」


マーサがミューに優しく声をかけていた。


エリーはアップルパイが好物で、有るだけ食べてしまうほどなのだとか。

そんな、エリーと一緒に居るミューは、大きい女性はみんなアップルパイを沢山食べると思っていたらしく、私やマーサが1切れしか食べないことに衝撃を受けたらしい。


「リリーちゃん、マーサおねえさん、もうたべないの?」

「はい。とても美味しかったですが、おかわりは要らないです」

「私ももう十分いただきました」

「私はまだ食べたいです」


なんか色々読まない人が、さらっとおかわりを所望していた。


結構、

私とマーサが8分の1、

ミューが4分の1、

エリーが2分の1食べた。


二人ともいったいどこに入るんだろう。


お茶も飲み終わり、


「ごちそうさまでした」

「ごちとました!」


ニコッと笑いあった。


マーサがティーセットを下げ、トレーにのせて退室した。

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