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HEROES  作者: 秒速約30万Kmの点P
2140年3月下旬。

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2/25

No.2 変身

2話目ーーー!


「変身」


そう言った途端あたりに浮遊していた魔法陣が俺の身体を通り抜けあたりにこれから装着されるであろう装備が浮遊した。そして俺の身体にアンダースーツが装着され浮遊していた装備も装着される。

ベルトから

『変身シークエンスを完了しました。”M(マスクド)・S(システム)・O(type-オルカ)−7”起動します。』

という音声がなった。


「変身できてよかった。」


このマスコットは俺が変身できるかわからなかったらしい。変(・)身(・)で(・)き(・)な(・)い(・)は(・)ず(・)が(・)無(・)い(・)の(・)だ(・)が(・)。


「素手はきつい。武器とか無いのか?」

「あるよ〜」


フィックは軽い返事をし銃と剣を切り替えられる武器と斧と盾と長剣と小銃をヘルメット内の画面に表示させた。俺は迷いなく銃剣(可変式)を選び、その場で飛んだりはねたりしてみる。

(結構身体能力が上がっているな。)


「オルカ…シャチか?」

「そう君の変身したtype-オルカは青のカラーズモデルを使用し水を操ることができる。」


type-オルカ...能力『水魔法』


突然のイノシシ型の魔物の頭突き!しかしMSO-7には当たらなかった。

(威力は高そうだがトロイ。少しサンドバックになってもらうか。)

腕を振り拳を当てる。魔物は少し後ろに下がったが痛がった様子は少ない。

(あまり威力は無いが必要分はあるか。)

次に足を振り蹴ってみる。魔物の足にあたり魔物の足が曲がっては行けない方向に曲がる。

(これでろくに動けなくなったな。)

銃剣を銃モードにして魔物に発砲する。魔力を使用しエネルギー弾が飛び魔物に当たる。少し痛がるような様子を見せた。

(結構威力があるし魔力の減り具合的に100や200回ならなんの問題も無さそうだな。)

次に銃剣を剣モードに戻し、斬りつける。魔物の皮膚に大きく切り傷ができる。

(殴ったりするよりかは斬った方がいいみたいだな。能力と言うのも試しておくか。)


「おいフィックどういうふうに能力を使えばいい?試しておきたい。」

「頭の中でこういうふうに使いたいと思えば使えるよ。もしくは先にどういうふうに使用するかを設定しておけばキーワードを口に出したりするだけで特定の技を使えるよ。今は”ウォーターカッター”と”ウォーターシールド”の2つだよ。それとベルトのカードケースを武器とか君からみてベルトの左側にあるセンサーにかざすことでエネルギーを短時間だけ一箇所に集めて攻撃することができるよ。最後にtype-オルカの奥義としてレバーを2回引くことで魔力を使用し”大津波”を発生させることができるよ。」


試しに頭の中で手のひらに水で作ったボールを出現させてみる。

(結構使いやすいな。こっちも試すか。)


「ウォーターカッター」


そう口に出すことで手のひらにいくつかの水でできた刃が生み出される。

それを魔物に向けて放ってみる。魔物の体の表面にいくつもの傷ができ体液が飛び散る。

(きったねぇ。とりあえずこれでラストだ)


「魔物は身体の何処かに魔石と呼ばれるコアがある。そこをねらえ。」


フィックはそういった。が突然声が響く。


「<ガーディアンズ>♤隊、魔物発生地に到着した!これから対処する!」


声がした方を見ると、テレビで見たことがある<ガーディアンズ>の面々がしっかり15人揃っていた。


「そこにいるのは誰だ?」

「<HEROES>所属のフィックだ!」


向こうはこちらに所属を問いそれにフィックが答える。


「そうか!手助けはいるか?」

「いや!民間人の被害の確認と雑魚の掃討を頼む!」

「了解した!<ガーディアンズ>!3人一組で行動し民間人の被害を確認しろ!<HEROES>!魔獣は任せた。」


(フィックはこういうやり取りに慣れているんだろうな。)


「さてTHE ENDや!」


『フルチャージ』


エネルギーが足に巡り、ためきれなくなったエネルギーが水色の雷のようなエフェクトを纏う。

魔物の頭に狙いを定め回し蹴りを放つ。


ヒュッーーグシャァーパキッードパァッ


エネルギーが魔物に駆け巡り内側から弾けるようにして魔物が爆発する。


「初討伐おめでとう。ボスはこれで終わりだがまだ雑魚がいくつか残っている。被害を出さないうちに潰すぞ。」

「わーった」


少し移動すると雑魚で有名なゴブリンが3体まとまっていた。

ゴブリンもこちらに気づいて向かって粗末な剣を振り上げてくる。


「ウォーターシールド」


(ついでだ、こっちも試すか。)

あたりの水分がまとまり壁ができる。できた壁はゴブリンを弾き飛ばした。

(武器の方も試してみるか?)

銃剣を銃モードにしてカードケースを武器のセンサーにかざす。

『フルチャージ・ブラスト』


カチッーーーーーーバシュッ


引き金を引くと同時に複数の弾が射出されゴブリンに命中、撃破した。


「おめでとう。これですべての魔物が討伐された。」

「ん?これで全部か。じゃあ<ガーディアンズ>のところに挨拶に行くか。」

「そうだね。<ガーディアンズ>の隊長は南西の方に5分ほど行くといるよ。」

「わかった。」


少し歩くと<ガーディアンズ>の須上さんたちがいた。


「須上さん」

「あら、さっきの<HEROES>のヒーローとフィックじゃないどうしたの。」

「雑魚の掃討と民間人の救助をやってくれたことに感謝します。」

「いいのよ。適材適所よ適材適所。<HEROES>は単独でのボス撃破。<ガーディアンズ>は集団での避難誘導と雑魚の撃破。こういう分担が一番やりやすいんだから。それよりも新顔ねあなた。」

「はい。今日勧誘されて今日初めてこれに変身しました。」

「あら、初勝利おめでとう。」

「ありがとうございます。」

「type-オルカを見るのは久しぶりね。」

「以前にも見たことがあるんですか?」

「君の前に使っていた人はベルトと装備を奪って逃走、行方不明だ。」

「そ、そうなのか。」

「だいぶヤバいことやっとるやん。」

「まぁベルトは遠隔で使えなくしたから問題はないのだ。」

「さいでっか。じゃあ俺はそろそろ行きますね。」

「そうか。今後もこのような現場で鉢合わせることがあるだろう。そのときはよろしく頼む。」

「こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。」


挨拶を終えた後少し離れる。


「フィック次どこ向かえばいい。」

「一旦<HEROES>の基地に向かう。」

「どこだよ。」

「君の端末に位置情報を送った。それを見て向かってくれ。」

「ここから約30分ほどか。どうやって向かえと?」

「普通に変身を解除してから向かえばいいんじゃないかな。」


そう言われ、変身を解除しようとするがどうやって解除すればいいのか。

コレガワカラナイ。


「おいフィック。どうやって変身を解けばいい。」

「ああ、カードケースとカラーズモデルをベルトから外せばいい。」

「アザス」


ベルトからカードケースとカラーズモデルを外し変身を解除する。


『変身を解除します。お疲れ様でした。』


深呼吸をし変身していたときと解除後の身体能力の差に違和感がすごいが慣(・)れ(・)た(・)こ(・)と(・)な(・)の(・)で(・)すぐに落ち着かせる。

(結構差が激しいな。)

ふらつきつつも体勢を立て直す。

スマホを見て、ナビをセットし歩いて基地に向かった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


機体名:M(マスクド)・S(システム)・O(type-オルカ)ー7

変身者:古屋 仁<フルヤ ジン>

属性:水

能力:水魔法

奥義:大津波

総合力:A

破壊力:B

防御力:B

機動力:A

魔力:B

精密動作性:A

感知能力:B


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


個体名:無し(イノシシ型の魔物)

属性:大地

危険度:C

固有能力:無し


個体名:無し(ゴブリン)

属性:大地

危険度:E〜D

固有能力:無し


変身初めてなのに戦えるのは設定があります。いつかわかるヨ。

能力表のランクは総合力見ときゃいい

E...一般人並

D...E10人分

C...D10人分

B...C10人分

A...B10人分

S...測定不能規格外の証

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