デビル種覚醒〜勇者襲撃①〜
「とりあえず、目的は達成したし、帰るか。」
いや、その前に真龍に進化するのもありだな。
というわけで、進化する事にしたのだが………
<〜テュラン視点〜>
「大変です!報告のあった勇者が、樹海前まで来ていると連絡がありました!」
そう伝えてきたのは、新しく仲間になったアレフだった。
「そうか、でもすぐに終わるから大丈夫だな!」
「いや、実は真龍に進化する時、通常の進化よりも時間が数倍掛かるんだ………」
「マジでか!?なら俺達が先に行くべきか………」
「恐らく奴は聖剣を使うはずだ。
魔物に対してかなりのダメージを与えてくるあの忌々しい武器だ。」
「分かった。気をつけるぜ」
「俺はこちらに残る。シルマに伝える人が必要だからな」
「ふぅ……やっと終わったか。今回はかなり長かったな」
「真龍の進化、おめでとうと言いたいが、ゆっくりしている暇はないな」
「どうしてだ?……まさか勇者が?」
「その通り。他の奴らはもう戦っているはずだ。俺達も行こう。」
「もちろんだ。とばすぞ」
<〜レイーガ視点>
「うわぁぁ!?」
「くぅ、ここまでとは!」
ギブルとコーハが吹き飛ばされる。
ソピィとファールソが負傷者の治療をする。
「フゥハハハハ!!てめぇら魔物は俺たち人間に狩られる運命なんだよ!フハハハハ!」
「そんな運命が」「あってたまるか!」
ディブモアと俺が攻撃を仕掛けるが、
「無駄なんだよ!どうあがいてもな!」
「ぐふぁ!?」「ちっくしょう!」
敢え無く吹き飛ばされる。
厄介すぎるのがあの剣だ。パワーが出せねえ。
でもどうにかせねば……
「だったら魔物じゃなきゃいいんだよね!」
「おうとも!俺達がどうにかするっきゃねえ!」
そんなことを考えていると、ビオラとイグロスが助けに来てくれた。ザピラーやメサーキラ、リオーマとイームンも来てくれた。
「反撃開始を宣言する」
「ぶちかます!」
「ああ、勿論だ!」
「何匹増えても同じ
ーヌァア!?」
「同じだと思っていたの?」
「状況と敵の強さをもっと理解しろ。と言っても無駄なだけだな。」
「ふざけんじゃねー!デーモンクラッシュ!」
「っ!?マジか」「悪魔にも対応できるとは…」
え、やばくね?どうやって対処するの、これ?
「あとは私達が」「どうにかするよ!せいっ!」
カミーユさんたちも来た。確かに人間ならどうにかなるかもしれん!
「アァ?てめぇカミーユか。堕ちたもんだな、魔物の尖兵になってよ!」
「堕ちているのは貴方の方よ、ロムト。あなたは善悪の判断がつく人だったわ、魔物に対してもね。今の貴方は、ただの環境破壊者よ!」
「ゴチャゴチャうるせーな!てめーらは魔物、そしてそれに味方する奴ら!だったら狩り尽くすだけだよなぁ!?」
「うーわ、酷い言いぐさね。」
「そんな事、許さない……!」
「そうかよ」
「!?」
いつの間にか、かなりカミーユさんに近づいていた。
「お留守だったみたいだなぁ!!
ーっと!?」
「お姉ちゃんは、殺らせないよ」
「私達を、お忘れなきよう!」
リスフィーとシデアも到着か。
「あぁ??てめぇ………」
「なんですか?私はダークエルフですよ?」
「いやてめぇはー」
そんな時に、テュランも合流した。
「オルァァァ!」
「グウウゥ!?な、何でこんなパワーを出せるんだよ!?聖剣の力で魔物は弱体化する筈が?!」
「根性だよ、こ、ん、じょ、う!」
いや凄いな、この人………
「調子のんなァ!エネルギースティールゥ!!」
なんか吸い取られてる気がするんだが!?
「吹き飛べェ!!スティールバーストォ!!」
物凄い爆発で、全員吹き飛ばされてしまった。しかも動けねぇ。チクショウ!
「ハハハハハ!!コレだよコレ!これが真実なんだよ!!
ーさぁて、まずてめぇの息の根を止めるか」
「う、うぅ………」
「シデアさん……逃げろ………っ!ガハッ?!」
「うるせーんだよてめぇ。」
くそ……もう無理か………
「そーいやてめぇ、種族を偽称してたな?」
「え………?」
「いや気づいてねぇのかよ。
まぁいい。てめぇはな、吸血鬼なんだよ」
「…………え??」
シデアさんが吸血鬼?
「そんな事無い……だって私は……!」
「おそらくそう伝えられてきたんだろうがよ。てめぇの種族が吸血鬼だって、ちゃーんと見えてるんだよ」
「ど………どうして………!」
「まあいい。てめぇを殺すのが楽になるからな。ー死ね」
そうして、聖剣が突き立てられるー
「……………??」
「やれやれ、ギリギリセーフだったな。」
その前に、彼は遂に到着した。
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