デビル種覚醒〜封印された人造龍〜
「人造龍?」
「うむ………。
かつて真龍様たちとともに戦った時、狂信者共が作り上げた悲しい兵器だ………」
そう答えたのは、カイザードレイク・ロックであり、『巌龍皇』の異名を持つ、ストロック。
彼の左に座るのは、『剛龍皇』の異名を持った、カイザードレイク・ストレングスのゴウ。
彼の右では、『賢龍皇』の異名を持つ、カイザードレイク・ウィズダムのケンが3枚の書類をテーブルに並べている。
「極北の氷河に封印された『極夜を齎す龍』ティアマト、
湿原の大陸に封印された『嵐を泳ぐ龍』ケツァルコアトル、
そして樹海の大陸に封印された『究極の龍』バハムート。
数々の竜が犠牲となって、この三匹の龍が作られました。」
俺は書類を手に取り読んでいく。
ティアマト・・・極夜を齎す龍。闇魔導支配によりあらゆる闇属性の力を吸収する。また、必殺スキル「暗黒波状炸裂弾」は溜め込んだ闇属性を圧縮し、着弾のとき半径30メートルに闇属性を炸裂させる。
ケツァルコアトル・・・嵐を泳ぐ龍。風魔道支配と水魔導支配を持つ。スキル「豊作の雨」はあらゆる病気や傷を治し、必殺スキル「慟哭の嵐」は吹き荒れる風で竜巻を生み、簡単に氾濫が起こるほどの雨を呼ぶ。
バハムート・・・究極の龍。全属性魔導支配を持つ。必殺スキル「バハムート・キャノン」は、自分の吸収した全ての属性を溜め込み放つ破滅の一撃。
全員恐ろしい能力持ってるんだが。凶悪すぎないか、あいつら?
「一応場所は分かるのか?」
「ええ、具体的には。ただ、ケツァルコアトルはまだ場所の特定ができてないですが……」
「それ以外は分かったと。」
「ティアマトは氷河の中心部、
バハムートは樹海の中心部にいる事が分かったぜ。」
「お主には……狂信者共より先に、彼らの封印を解いてもらいたい。……引き受けてくれるか?」
「戦力が増えるのはこっちとしても嬉しいし、何よりあいつらに渡したら危険過ぎる。引き受けよう」
「助かるぜ。ありがとうな!」
「感謝します。」
さて、中心部にいるのがわかったなら、そこを目指して出発!……と行きたかったのだが、まずはメンバーを決めなくては。
というわけでメンバーを決めた。参加するのは、
・ファフニール(真龍なので場所を知っている。)
・トパーズ(行き方を登録していた。)
・テュラン(樹海の事は熟知しているため。)
・エデムア
・ガスリラ
・ハルエルス
・ゼゴン
・ボールマ
・ペクニア
・サンクトゥス
・ルミナス
・グルミー
・シデア(全員に樹海の事を知ってもらう&戦力)
俺を含めて総勢14人となる。
ニールから聞いたところによると、
「バハムートは大人しく、臆病な一面もある」
との事。
中央部はまだ足を踏み入れていないので、楽しみだ。
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