デビル種覚醒〜大罪・憤怒〜
「それじゃあ〜、行ってくるね〜」
「うん!あ、そうだ!」
チュッ
「行ってらっしゃい♡」
「うん、行ってくるね〜」
僕達二人は、婚約した。順番的には、シルマ様、ビオラくん達の次に婚約しました。
メサーキラさん達もいい雰囲気になっていて、婚約までは秒読みといった所で、楽しみな所です。
彼女と僕ですか?そりゃもうラブラブですよ。
彼女はね、そりゃもう甘えん坊なんですよ。少しでもいいから一日一回は抱き着いてくるし、キスをせがんでくるし、寝るときも『一緒に寝よ?』と言って甘えてくるし………。
でもすごく世話焼きなんですよ。基本的にご飯は作ってくれるし、魔物の姿になったらブラッシングしてくれるし、疲れていたら膝枕やマッサージしてくれたり、甘えさせてくれたり………。
それに。反応が、可愛いんですよ。ちょっとキスの時に絡ませてあげるだけで、目がとろけるんですよ。もう一回キスした時の縋ってくるような彼女は、庇護欲をそそられます。ただ、やり過ぎると目が♡になってしまって、手がつけられなくなるんですよ………。
…………あれ?今までになく饒舌になってる気がする。
「ヴィルクさん、こちらが計画書になります」
「はいは〜い、確認するね〜」
「しかし、画期的ですねこれは。多くの魔物たちの食料を賄うため、大規模農園を作るとは。」
「計画の根本的な部分は産出蟻達とも相談して、各種族より二人以上手伝いを出す事、今後開発で農園を潰さないようにすることを条件として、作るように……」
「うんうん、問題ないよ〜。シルマ様に提出して、会議で更に話し合って正式決定するよ〜。」
「というわけで、計画が出来たので、決議を行う。今回の大規模農園建設に不満がある者は?」
シーン
「では、賛成という者は?」
ここでスッと、全員の手が上がった。
「えー、大規模農園建設は可決されました。
拍手!」
パチパチパチパチ。
「ヴィルク殿、計画書の作成、ご苦労様でした」
「あ、ありがとうボルザさん」
「時にヴィルク殿。1つ時間をもらってもよろしいか?」
「いいですよ〜。」
「ヴィルクさん、お疲れ様です!」
「計画書作成、ありがとうな」
「リスフィーちゃんに、シルマ様?どうして〜、二人もここにいるんですか〜?」
「私達も確かめたいことがあるんだ。」
「取得スキルを見せてくれるか?」
「いいですよ〜。」
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<取得スキル>
「フィクスクロー」「キルドレイン」「三次元的機動」「統率者の才能」「完全人化」
「大罪・憤怒」
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「やっぱりあったか、大罪スキル。」
「私等の読み通りでしたね」
「そうだねー。これでなんとなく分かりやすくなったね」
「大罪・憤怒………?」
俺自身は気づかなかったが、ボルザ、リスフィーは止めに入ったときに感じ取ったらしい。○タンド使いはスタン○使いと惹かれ合うみたいな感じか。
「これって、僕は進化できるんですよね〜?」
「そうだな、確か進化可能だったはず」
カッ!!
<ヴィルクがラース・デビルに進化しました。>
<進化したことで、スキル「魔王の覇気」
「魔王の勧誘」「ラース・ブースト」
「怒気吸収」「ダメージ・ブースト」
を獲得しました。また、称号『憤怒の支配者』を獲得しました。>
<条件を満たしました。あと4です。>
ヴィルクは、黒い体毛が燃えるように逆立つ優しくも強い目をした青年となった。
「な〜んか、すごい力が湧いてきて、身体がと〜っても軽いです!」
「ようこそ、こちら側へ」
「歓迎するよ!」
さて、スキルはどうなのかというと、
まずはラース・ブースト。自分の怒りで全能力をSSに上昇させるスキル。ただ、怒りの感情が少ないと、すぐに効果がきれる。それを補うスキルが、怒気吸収。敵味方関係なしに、怒りの感情を吸収するスキルだ。
そしてダメージ・ブースト。受けた傷やダメージが多ければ大きいほど、次に相手に与える一撃の威力が上昇する。
憤怒といえど、相手の攻撃を受けてからが本領発揮のようだ。
なんにせよ、これで大罪スキルは3つ。残るは「強欲」「色欲」「怠惰」「嫉妬」の4つ。
果たして誰が習得するか、それともまだ見ぬ仲間なのか………
「何にしても、もっと強くなりますよ!彼女や、みんなを守るために!」
「私も協力しましょう」
「3人で頑張ろー!」
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